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コンクリートの塀の上に
鳥みたいにとまって
下を見たら崖で
気づいたらもう
落ちている夢を
いや
妄想をよく見て
神経は
そんな私の頭の中に不安という
ゴミが散らかっていると警告する ....
ええと、
いつの間にか 物覚えが悪くなり、
それは多分、
以前、携帯メールを待ちすぎて とか、
頬杖をついて
パソコン画面をボーッと見ていて
頭もボーッとなること ....
逢いたい人には 逢えなくて
ずっとは 続かなくて
気持ちは 届かなくて
お預けと 我慢ばかり...
凍った月を食べる
パリッ..
(2004 ....
わたしの好きなお月様は
すれ違い
先に明日にいってしまったので
わたしは一人で
ただひとつ星を眺めています
この夜がやさしくて
手を離すのが
いやで仕方 ....
土砂降りの雨と 雷の日には
昼間から眠った
目覚めても まだ
雨も雷もやまなければ
家の中の仕事をした
そして
それをしながら
考えていなかったことを考えた ....
見上げたら
雨が
矢のように 刺さるように
降ってきた
嗚呼..
殺して
本当に
この眼も胸も 射抜いて
たやすく命を投げ出すよ
眼 ....
たったひとつの貝殻みつけた
淡い桃色の
虹色の透明の
海風が
ぬるい愛を溜息にして
一筋の髪をゆらす
貴方が
桜貝だと言った
私のではない手をとり
微笑みながら
嘘 ....
話したことも無いけれど
重なるこころを
感じるのは
こうして
見つめ合っているからですね
どちらかが
目をそらしたら
そこで
終わってしまうかもしれない
もしくは
すれ ....
くだらない男が鎌をかける
私の薄い笑みは
その通りの意味
別の女に声をかけても
あなたのくだらなさが増すだけ
私は
風を纏う
なびく髪は
そのうち ....
激しさの後には
心臓が弱ってしまって
ポンコツ寸前
私の耳よ
もう雑音を拾うな
笑えないのなら
余計な荷物を背負うな
水をたくさん飲むから
身体 ....
美しい月の夜に
天女が舞い降りてきた
旅人は出会ってしまった
鈴の美声で唄うたい
水浴の蒼く照らされた玉肌に
欲望の火が点く
羽衣を盗むことで天女を手中にした
....
勝手に傷ついて
眠ってしまおうとした
名残りに
カアテンの間から見たのは
氷の海に漂っているような月で
たぶん
あの人はいま お喋りに夢中で
あの月の悲しげな ....
芍薬の香りのする
雨後の湿った庭
皐月の新しい植物たちはどれも
その掌に虹色に輝く雫をのせている
人工の香りしかしないこの家に
芍薬を生けると
異質な感覚が
胸に過ぎった
....
消えてしまったあなたの跡は
何もかも真っ白で
置き去りを認めたくない
何かが あわてている
置いて行ったあなたは
さぞかし
気持ちいいでしょう
今夜は
....
貴水 水海さんの蒼木りんさんおすすめリスト
(14)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
散る桜
-
蒼木りん
自由詩
3
08-4-18
きんきょう
-
蒼木りん
未詩・独白
2*
04-8-20
つめたい..
-
蒼木りん
自由詩
1*
04-8-12
一人夜
-
蒼木りん
自由詩
3*
04-8-12
夏の
-
蒼木りん
未詩・独白
3*
04-7-10
ただの女
-
蒼木りん
自由詩
1*
04-6-20
貝
-
蒼木りん
自由詩
4
04-6-18
鍵をください
-
蒼木りん
自由詩
8*
04-6-17
花
-
蒼木りん
自由詩
2*
04-6-4
ポンコツ
-
蒼木りん
未詩・独白
5*
04-5-15
微笑の般若
-
蒼木りん
自由詩
1*
04-5-13
寒月夜
-
蒼木りん
自由詩
4*
04-5-7
芍薬の香り
-
蒼木りん
自由詩
1*
04-5-3
雨夜の花
-
蒼木りん
自由詩
2*
04-4-28
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