すべてのおすすめ
片目とじて高層ビルのてっぺんを愛撫するほど遠いきみの背


くちびるが世界、とひらき漏れ落ちる欠片のなかにわたしは棲んで




カレンダーに王冠を描くもう二度とあうことのないひとの記 ....
人魚生る水中花揺れしなしなと
         卵実の白き透明の胎


昼昏し女体白濁の海中に
      回転上昇ラメ散りばめて


大波に巻き込まれるは絶頂の
        海 ....
くちばしで穴をあけ幹に棲みます私そのように君に棲みます



熱病に抗えぬまま君に手をのばす殉職への序章(プレリュード)



なにひとつ約束はない 安定の利いたシャツを剥ぎからまる逢 ....
 
 
遊歩道 風化の隅にももいろの雨が逝く午後 そっと手つなぐ




触れられるそばから羽化をした 二度と同じではない スプリング・イズ・ヒア
目覚めると輪郭だけが残っていた はまって遊んだあとで、笑った


ソファの上に速度の違う一日あり胸とくとく打つ猫と私と


いまはもう見えなくなった補助輪のかろかろ我の胸に鳴り在る

 ....
 
不燃ゴミです、と取り除かれた祖父のペースメーカーてのひらに、来る





解剖しても誰にも見つからない場所で君よ、一緒に暮らして、ください、
1という字のように立ち 一という字のように眠れ 孤独な無限



0なんて発見するからいつまでも君の不在が消えないままだ



ON/OFFのあいだに広がる宇宙にて親指は祈る メール、 ....
錆びゆくは錆びた空の下みな錆びて白を見上げる白の海鳥




器から器へ踊る手焼けただれなお幸もとめ笑みをいつわる




泥のなか流るる傷をひろいあげ ....
手が見えたレーンの奥にピン並べてる「バイト募集」の時給高額 幻聴が聴こえる視界がゆがむ・・ガガ・・・剃髪されて気付くナンバー



数世紀後に発掘されてああ、これは何だと問われるミシン



にんにくは嫌いだってさ人とゆう文字を憎むと呼ぶような ....
剃髪に立ち会った日の陽の光 淡く結んだらせんのつづき



葉脈にミシンをかける神様は季節のすきまは縫い合わせない



にんにくで追い払うんだ君のこと季節外れの桜の匂い



 ....
早朝に剃刀を買うコンビニで 剃髪用です 袋いいです


昼下がり主婦がミシンを踏む音は 人を撃ち抜く練習に似て


夕暮れが鼻血のような色してた 鉄のにおいが漂って、冬


 ....
祖父の足に踏まれ続けた相方・黒いミシンは供にいきてた

舌がんを気にする母のべろ痛む心なしかわたしも気になる

風呂上がり バレンタインの後始末 のぼせる親父鼻血の勲章

君の指令かっこい ....
真っ白な雪がつもった何もかも間違いなのにわたしは生きてる


縄梯子少女はおりるどこまでも夢の終わりへ釦は落ちて


にんにくを口うつしする秘めごとは口からださず噛み砕くだけ

 ....
超高級種も仕掛けもないビーフ舌でとろけて尻で固まる


夏前の視覚の審美報告を受けて腹へと指令が出された


バイオロボ最新鋭の内燃機にんにく2かけ鼠径に充填


縫い上げた ....
 
動物園の絵はいつも雨が降ってるあなたと行ったあの日から
 
 
手を繋いで坂道を駆け上ったね下る時に負けぬ速度で
 
 
母と二人ハンバーグをつくる夕日よりもきれいだったひき肉
  ....
パレードの喧騒にわかに散ってゆくここから遠いこころを想う



思い出す前のぼくらは幸福で雨雲は必ずしも雨を孕んでいるのだろうか



マタニティブルーできみは海の中ほんと ....
指組みのように身体を絡めゆく 二人で今日の夜空をつくる



ひとつずつ舌でたどれば直列の熱に融かされてゆくビイドロ



「ねえ、君にアイスピック突き立てたらブラックホールができたの ....
ガラス片きらきら光って散らばって交通事故のような廃園



少年と少女が逃れ身を隠すセイタカアワダチソウのひとむら



抹茶ラテ、おいしい夢をありがとういつでも不安が全財産の ....
ひねったら水が出ます ひかっています で? 好き、に理由なんてないよ


踊り場の全員うえを向いている スカートの嬌声がひびく、午後


うす目あけて口をあけてぎゅっとにぎってゴムふうせん ....
■ミッドナイト・シャワー■


  ミッドナイト
  月のナイフで切る指に怖いほど、まだ滴るカシス


  甘い、赤
  舐めて
  瞳に翻る
  純情、孤独、叫ぶキラメキ ....
寝苦しく目覚めた朝に夢うつつ
    激しく窓をたたくたたく雨


雨音を思えば雨が支配する
    人を思えば雨の一日


アンブレラ覗いた瞳くぎづける
    すれ違いざま舗道の ....
うろこの陽すべてをすべて指し示す声がきこえる声がきこえる



かがやきよ窓くだき割るかがやきよかけらに混じる空を数えて



しるべは木しるべはまなこしるべは火かたち ....
ヘイ!般若、おまえのしかめっ面に落書きをしていたガキだった頃



浴室に溢れる涙どんだけの悲しい嘘を喰らったのだぃ?



今さっきあんたと会った夢の中?いやいや夢の中ぢ ....
日だまりに停車してある軽トラできらきら光るホットサイダー



おじいちゃん早く渡りな大丈夫道路は三途の川じゃないから



祝日に国旗を掲げる家なくて家主の世代交代思う
 ....
 
使い切ることなく無くす消しゴムのように見失った第一話




赤、明滅、遅れて届くサイレンに共鳴をする喉笛の穴




干上がった水たまりは遺跡に似て踏みつけられず進めぬ真昼 ....
リセットと書かれたインターフォンを押す顔も知らない恋人の笑み



はじまってしまう毎朝第一話今日も繰り返しましょう昨日



着実に春は予感を追い越して気づけば葉桜ばかりの恋 ....
 さようなら  将来に死に装束を着せたすべての心臓たちよ



 他人から見れば大したこともなく第一話ばかり毎週流す



 分岐点で失敗→リセット…そういえばセーブした場所なんて ....
三月にリセットかけて天気予報シーズン最後の雪が降ります

電車内つよく窓を打ち時折光る座席のひとよ気づけ第一話に

ずぶ濡れで風邪をひかない春が来て着のみ着のまま傘も差さずに

水たまり段 ....
「第一話・名もない色」と書いてみた。二年と五日前の扉絵


漁火というたましいに導かれ浴衣のうさぎ逃がすわだつみ


王冠を貝に譲ったソーダ水だまりこんでた午後がいとしい


消 ....
ふるるさんの短歌おすすめリスト(323)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ロスト- 石畑由紀 ...短歌5*09-5-3
人魚_実る- アハウ短歌409-5-1
ヒート- 石畑由紀 ...短歌5*09-4-2
_________- 石畑由紀 ...短歌6*09-4-2
独りごとにすら、できない- 石畑由紀 ...短歌12*09-3-7
_____- 石畑由紀 ...短歌7*09-2-25
number- 石畑由紀 ...短歌34+*09-2-3
鉄と骨- 木立 悟短歌209-1-15
ボウリング- サトタロ短歌1*09-1-9
【短歌祭参加作品】空気の底- 本木はじ ...短歌508-12-19
【短歌祭参加作品】らせんの向うの昨日- はな 短歌18*08-12-8
【短歌祭参加作品】アラウンド・ザ・ワールド- 吉田ぐん ...短歌3608-12-5
【短歌祭参加作品】幼くて、伝線のM- 唐草フウ短歌3*08-12-2
【短歌祭参加作品】All's_wrong_with_my_w ...- こもん短歌808-11-30
【短歌祭参加作品】後は野となれ夢となれ- 木屋 亞 ...短歌4*08-11-29
星の鳴る夜- たもつ短歌2208-11-26
今日ここから出て行ったものがやがてデッドエンドの果てからふた ...- 本木はじ ...短歌12+08-10-24
黒点- 石畑由紀 ...短歌16+*08-10-23
decadentlyautumn- 本木はじ ...短歌508-10-12
蛇口- 石畑由紀 ...短歌16*08-9-30
夏の鋭角- Rin.短歌19*08-8-26
雨、また雨- 石瀬琳々短歌7*08-6-25
青と叫び- 木立 悟短歌508-6-23
石を継ぐ者- 本木はじ ...短歌6+*08-4-10
思春季- 本木はじ ...短歌2208-4-5
【短歌祭参加作品】十秒後の世界- 石畑由紀 ...短歌1008-3-21
【短歌祭参加作品】第一話たましいリセット水たまり新しい笛さよ ...- 本木はじ ...短歌1208-3-21
【短歌祭参加作品】メジャリカ・マジョルカ- ピッピ短歌1908-3-19
【短歌祭参加作品】あめふりのひに- 月見里司短歌208-3-19
【短歌祭参加作品】__ラスト・フェリー- Rin.短歌1508-3-18

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