家系ラーメンの発祥の店
磯子にある本家の店に入った
カウンターへ座るとすぐに
厨房の中で夫婦喧嘩が始った
店主が昼飯に選んだ店屋物
奥方がうどんとそばを間違えたらしい
奥方に怒声を浴びせな ....
新幹線で夢をみて、
覚めたら思い出せない。
夢なんてそんなもんだよって、
ずっと前に君と話したね。
思い出せない夢は、
いいんだか悪いんだか、
始末に負えないよ。
君が出てきた可能性も
 ....
それと気づかせないくらい

ひそやかに雨が降る

フロントガラスに微かな水滴

ワイパーもいらないくらいに



夕暮れ時の街は

帰りを急ぐ車がせわしなく

まぶしいヘ ....
耳をふさいで、いた
宇宙の、すみっこ、で
その間も
朝と夜と砂時計、は転がりつづける


なにもかも、と
言えるほどの、なにか、

ふたりに、あったか
しれない


耳をふ ....
遠い世界のてのひらで
君は自由と笑う


熱を逃がさないように
風に切られないように

この世界の足元に
君はそろりと帰る


次の予告もしないまま
無駄な言葉を恥じた ....
狭い部屋の
狭い窓から

雨が降っている

遠く聞こえるのは
蝉の聲

雨が蝉の羽を濡らすから
今日はもう
おしまいにすればいいのに

狭い部屋の
狭い窓から

雨が降 ....


わたしは部屋中の時計の針をとめました
ごめんなさい、毎日の生活に、疲れてしまったのです
今日は、朝は早く起きました、そして歯を磨きました
掃除をしました、洗濯をしました、近くの ....
Res:ミキ 題名:南仏にて 投稿日 : 2004年3月7日<日>22時03分

近藤君、
僕は今南仏の田舎町にいる
鉄道も一時間に一本しか通らないくらいの、

ぶどう畑に囲ま ....
ちをおさえないと
むねからこぼれる
あかい実はざくろ
いやちがうのだよ
ほんもののちだわ
にくきゅうの手で
おさえても毛には
べたりとあふれる
このこのちりゅう
どうかとまります
 ....
わたしはどこへ?
そして、どこから?
あちらはどちら?
あちらさまはどちら?

惨めに死んでいく人がかわいそうなんですか?
惨めに死んでいく事が悲しいんですか?
惨めに死んでいく人が悲し ....
涙ひとつぶん
あなたに
私の叫びは届かない

いつもの私でないと
気づいていながら
あなたは
何があったかさえ
涙ひとつぶん
わからない
次元☆★さんのおすすめリスト(208)
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