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日本でホームレスであるということ
マズローの欲求でいう生理的欲求を満たし
安全欲求をかろうじて満たしているひと
かろうじてとは
安全欲求を完全に満たしてしまえば承認欲求のステージにいってしまう ....
絨毯に虹ができていた

ガラスのテーブルのせいだろう

この世はひかりで出来ている

否、この世はひかりで見えている

否、この世はひかりのようなもので出来ている

テーブルはガラスで出来ている

虹 ....
あの小山のてっぺんの公園に
十七のぼくは二十六の女と上った
ふとくてぐねったまっ白いアスファルトの道
したで買ったハンバーガーは
チーズの足腰のない冷えた匂いと
ピクルスと湿っぽいパンの淋し ....
友人は学生のころのことを最近よく思い出すという

セミが腹をみせて死んでいた
けったら生き返るかも知れないな、
そんなことをふっと思いながら考えていた

自分じしんにとってのあのころは
 ....
僕は許せないでいる
そのことに執着している
それは精神的にも肉体的にも
道徳的にも絶対によくないことなのに
そこから抜け出せないでいるのだ

じぶんがどう見られているのか
そんなことに価 ....
幸福とはなんだろうか

世間的にいう寿命で

たいせつな人達に看取られながら

死ぬこと、

僕ははっきり覚えている

小二のときそれをテーマにした絵本を僕は描いた

中二のと ....
認めなきゃ
じぶんより志しの低いひとに
誹謗中傷されようと
認めなきゃ
ぼくはその毒にやられてしまう
夜も寝れない口惜しい気持ち
そんなものを認めていても
ぼくはその毒にやられてしまうだ ....
中学は十時半消灯で
どきどきしながらラジオを聴いた
ラジオは抜き打ちでよく没収された
そのたび新しいのを買った
イヤホンからもれるのが怖くて
布団をかぶった、秋だった
求めている/
近くにあるのに遠くしている/
いつも僕の欲望のせいだ/
みんな頑張っているのに/
駄目かも知れないから/

外灯がお花畑のようだ/
ビールを飲んだのは僕だから/
きみを忘 ....
人生は旅だ
旅のようなもの、ではない
人生は、間違いなく、旅だ
私たちが生まれるまえ、じぶんで買った旅なのだ


そのイメージはこうだ
私たちは生まれるまえ、お金を貯めに貯めた
そのお ....
きょう友達の披露宴があった
二十年来の友達だ
数字にすればそんなに経つのだ
東京はあいにくの雨降りだった
みんな大人だからスピーチで触れるひとはいなかった
友人代表でスピーチをしたけれど触れ ....
深い河ほど静かに流れる

誰かこのざわめき消してくれないか

神さましか知らない孤独

そんなもの誰の支えになるというの

オレはろくでなしだから

大義名分もなくじぶん殺している ....
罪の報いは死

ゴルフの帰りみち

そう教会の看板にあった

こんなことを言葉にしてみた

裁かれていることに

人の命は鈍感なのではないか


きみは神を選ぶのか

き ....
世の中には

悪意というものが

確実に存在する

土曜日の夜

あらためて思った

わたしは白黒つけたがる

言いにくいことを言ってゆくのが

大人のビジネスだと信じてい ....
オレが中二のとき生まれたおまえ

こうしていることを妻子が知ったら

いきなり難破船に乗らされるだろう


抱きしめるという行為とはいったい

戦争に引き裂かれた愛ではない

切 ....
だれにも迷惑かけない

そんなことは

そんな生き方は

どこかにあったんだろうか

ほかのいのちにいとしさ募る


おバカなおいらの風が吹いてる

居酒屋で女と向き合ってる ....
だれかを傷つけたり

SOSを聞けなかったり

たいせつなひととはいつも

まずい別れかたばかりしている


ひとは事実ではなく、言葉に反応する、

二年まえいったセミナーで覚え ....
なみだの夜

夜のひかり

俯瞰されて

群青は濃く

きみの着信


会わないよ

ぼくはもう

会わないよ


なみだの夜

夜のひかり

俯瞰されて
 ....
いつでもよみがえるし

いつでもそこにゆける

天体の運行は

まだ気象みたいに

崩れてないから

五年まえの金曜の夜

冬の星

こんな散らばり方してた


きみ ....
世の中って不思議だね

土もないのに葉っぱが咲いてる

きらめく夜に

月とオリオン、その他の

きょういちにち

清く正しくがんばったから

ひとびとは不思議な家族だね

 ....
みのもんたは昼から

朝にも来たもんだから

俺のなかにも溜まってゆく

そこらがタモリとは違う

朝はやくしか

働いてたらテレビは見れない

みのもんたが

苦しいとき ....











エキゾチックな弁当

ふたりは夜を待てないから

愛人弁当は夜食べる













食卓 ....
曇り空

九月がいらついて

べつに傘どもが

地面に

こびへつらう訳もなく

訳もなく

 ダンディが

  涙の女に問いただす

 あの海みたいな

 ....
二十代が終わるときは

なにも響いてこなかったのに

きょう三十代が終わる

なぜか十代さいごのときが

懐かしくなっている

べつに追憶を重ねているわけではない

ただほんと ....
あなたは

誰かにとって

母であり

妻であり

恋人であり

友達であったり

ここは

誰かにとって

日本であり

ポルトガルであり

宇宙であり

 ....
夏休みぼくは

叔父の自転車のうしろに乗って

少年将棋大会に通った

叔父といっても

いま思うとまだ20代の若者だった

叔父は近所の中高生を呼んで

自宅で家庭教師みたい ....
東京はまだ

日中は蒸し暑いらしい

シカゴでは北米だけに

ぞくぞくするくらい気持ちのいい

ひかりや風のなかにいる

スタバで資料をやっつけるとするか

異邦人の特権で

道行くひとをいつもより
 ....
孤独の質はおなじでも

住んでる世界がちがうから

かけらの位置はおなじでも

おたがい鍵ではいられない


涙の音がする

声の匂いがする

秋の風が

微笑んでぐるり ....
こうしたらこうなる、

それは幻想だ

そんな思想に価値はない

自然に身を任せることが

むずかしいのは

この幻想にとらわれているからだ


谷間のひかり、のような幻想、 ....
虫ってあんまり長生きしないよな

鳥なんかどうなんだろう

僕は一生懸命ひとを傷つけている


遠い雪崩のようだな

昭和も平成も似たようなもんだ

僕は卑怯でわがままだ

 ....
佐々木妖精さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(141)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
悲しきホームレス- 吉岡ペペ ...自由詩710-4-7
- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...910-4-4
六月の涙、アスファルト- 吉岡ペペ ...自由詩1510-4-3
暇つぶし- 吉岡ペペ ...自由詩409-8-28
自問自答- 吉岡ペペ ...自由詩709-5-22
幸福- 吉岡ペペ ...自由詩909-5-18
認めなきゃ- 吉岡ペペ ...自由詩1309-5-14
ラジオ・デイズ- 吉岡ペペ ...自由詩509-5-6
ひとはじぶんを許している- 吉岡ペペ ...自由詩509-5-2
人生は旅だ- 吉岡ペペ ...自由詩1309-4-27
雨の披露宴- 吉岡ペペ ...自由詩309-4-26
ディープリヴァー- 吉岡ペペ ...自由詩809-4-8
折り紙- 吉岡ペペ ...自由詩609-3-22
悪意- 吉岡ペペ ...自由詩309-3-2
難破船- 吉岡ペペ ...自由詩609-2-17
ほかのいのち- 吉岡ペペ ...自由詩209-1-10
まずい別れ- 吉岡ペペ ...自由詩608-12-7
東京往復- 吉岡ペペ ...自由詩208-11-24
冬の星- 吉岡ペペ ...自由詩808-11-21
月とオリオン- 吉岡ペペ ...自由詩508-11-16
生きているかぎり生きている- 吉岡ペペ ...自由詩108-10-31
朧月- 吉岡ペペ ...自由詩208-10-25
傘どもの行方- 吉岡ペペ ...自由詩308-9-30
懐かしくて- 吉岡ペペ ...自由詩608-9-21
誰かにとって- 吉岡ペペ ...自由詩708-9-20
叔父の背中- 吉岡ペペ ...自由詩308-9-15
日だまりの異邦人- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...108-9-13
秋の風が- 吉岡ペペ ...自由詩408-9-6
谷間のひかり- 吉岡ペペ ...自由詩408-9-3
遠い雪崩- 吉岡ペペ ...自由詩408-8-28

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