すべてのおすすめ
ぼくら凡人はよくこんなふうに思う
世界は俺がルールの方がうまくいく
そんなことひそかに深刻に思ってる
トマトを食べる
赤いものでも食べて
気持ちを入れ直す
赤い ....
俺を忘れてくれますか
ただ息がとまるのを
待つだけの身です
吹雪も永久ではありません
黄ばんだ夕日の
いずれ餌食になるわけですから
やさしく取り囲む
偽善 ....
かってもらえよ
さわったらとげがささる
ピッカピカのバナナ
せなかもおなかのママに
かってもらえよ
生きる気
マンマン
みづうみ
マンマン
日 ....
景色はぼくを過ぎてゆく
ぼくを残らず消しこんでゆく
集落の瓦屋根が白く輝く
いくつかトンネルを抜ける
市街地の中層ビルが白く輝く
いくつかトンネルを抜ける
山間 ....
寒いねって、つぶやいた
Fw:寒いねって、返ってきた
あなたの膝のうえで
まんまあるくなった
温かいねって、ささやく
温かいねって、返ってくる
涙グミ
口に入れたら
腹をこわさなかった
きみを泣かせて
どうする気もなくて
涙グミ
食べるしかなかった
ひとがおいしいと言うラーメンが
じぶんにとってうまいとは限らない
これ、とてもいい詩、という感想は
ラーメンの好き嫌いに似ている気がする
ひとがおいしいと言う焼肉は
....
という音は
もう
名前じゃない
でも
実体じゃない
呪文のようなものだ
という音は
ぼくらを
切なくする、熱くする
とい ....
目をとじても痛みがとれなくて
歩くのもしらふじゃふらついて
疲れているからだ
どうしたらいいのか分からなくて
あいつも
あいつも
あいつも
....
めぐる
メリーゴーランド
そばにいて
夕日も見えない
孤独は動詞のようで
めぐる
メリーゴーランド
少し痛みに
さよならをして
天国は動詞のようで
ふざけんな
アスファルトに
....
使いきったボールペンを
ごみ箱に捨てる、別れ、
ありがとうが自然とでる
人生は収集の場ではない
使いきったボールペンを
ごみ箱に捨てる、別れ、
ありがとうが ....
千トン用ターニングローラーの不具合で
お客様の工場での徹夜作業がつづいている
ギアが破損しているのだけれど
それを取り出そうとしても蓋があかない
バーナーでなんどもあぶってみる ....
華やかなのは
時代ではなくて
なあ、おまえ
今どうしている
青い影を歩くのか
友よ
夏の日の葉裏よ
秋の日のコンビニよ
冬よ
春の夜のセックス ....
愛人の妹の進学を祝った
まるで
じぶんの正体を失っていた
そんな馬鹿なことをしたことがある
今はもう愛人とは別れていた
妹とだけはまだ
年に一時期だけ
メール ....
星は散ってもいないのに
散っているようだった冬の月
知らぬまにまるくなっている
星は散ってもいないのに
ゆきずりの夜のまえ
スペイン料理のそのあとに
女が誘う、 ....
それが愛だと信じているのです
それが覚悟だと信じているのです
それが生きてゆくことだと信じているのです
あなたのこころをコピーして
ぼくのたいせつなところに貼る
....
すべてを失い
なけなしの金で
按摩されている
これ以上の、以下の
底はないなと
固いベッドのうえで押されている
この商売をはじめるまえ
こんな底を味わった ....
ふたりを分かつのは
生死ではない気がするのです
だから
また逢う日までに
あなたについていた嘘を
本当にしておかなくてはならないのです
たとえばぼくは
善 ....
あのころ
小学校五年生だった
少年少女たちが
まわりにはいっぱいいた
みんな同い年だった
同い年ばっかりが当たり前にいた
いまもう彼らは
38か9
....
共有するほどの
大義名分もなくて
あてもなく
信号がかわるたび
車をすすめる、家路をたどる、
夜が溶けていた
○ 浮かぶ
すくなくとも俺は
粗雑な ....
弱さを見つめさせて下さい
電車の音に
今夜ぼくは轢かれています
真面目な夜
氷山の一角のようなんです
見えてるものは
見えないものの一部です
見えないもの ....
佐々木妖精さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト
(141)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
トマト
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
08-2-12
王国
-
吉岡ペペ ...
自由詩
6
08-2-11
ピッカピカのバナナ
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
08-2-10
車窓から
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
08-2-7
Fw:寒いね
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
08-2-7
涙グミ
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
08-2-2
詩とラーメン
-
吉岡ペペ ...
自由詩
1
08-2-1
_
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
08-1-27
きみの気配
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
08-1-22
メリーゴーランド
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4
08-1-20
別れ
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
08-1-17
夜の薄いひかり
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
08-1-16
青い影
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
08-1-13
メキシコの風
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
08-1-10
散ってもいないのに
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
07-12-28
愛するひとよ
-
吉岡ペペ ...
自由詩
1
07-12-23
ここに座るもの
-
吉岡ペペ ...
自由詩
1
07-12-18
また逢う日までに
-
吉岡ペペ ...
自由詩
1
07-12-18
教室
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
07-12-14
満月ぐらい粗雑な孤独
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
07-11-24
氷山の一角
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
07-11-20
1
2
3
4
5
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する