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しめやかに夏に入るなり大往生

涼しさやまぶたを閉ぢる指の先


 通夜に
棺の前のビール二本の宴かな


母の日や悲しき花にうづもれて

なき人をひき立てて咲け初夏の花

 ....
かげろふやガソリン一滴惜しむ日々

花散るや小猫は野辺に腐りつつ

病む祖母のひとみ濁れり藤の花

わが胸は花花花とうづきけり

秘めごとは肉の匂ひや落椿

佳き人のお尻は白し夢の ....
帰宅して暖房をしてブラームス 炎昼を赤子の声で鳴く蝉や

誘蛾灯十枚の爪かかりけり

泳ぎきし手足を埋めて砂の城

真夜中の汗つま先へ到達す

扇風機ふいに大きく頷けり

蟹踏みし踵より蟹生まれ{ルビ出=い}づ ....
森さかなさんの俳句おすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
祖母逝けり- 三州生桑俳句4*08-5-13
行く春- 三州生桑俳句608-5-1
雑詠- /////俳句207-12-5
怪談俳句- 渦巻二三 ...俳句19+*07-9-10

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