すべてのおすすめ
滅したいものであるとかものすごく解ってはいる昼飯吐いた
友人がデートしているその時に点滴断り採血される
光の粒が集まってく幻覚かないないない過去すらいない
みんなしてみんなして朝いらないと言ってくれたら消えるのかなあ
また夜だいらないんだよ夜とか、また燃やすのを忘れたじゃないか
泣き喚くキシリトールのガムを噛む何の足しにもならなかったね
....
7:30 コンクリートの 巣穴から ヒトがうじゃうじゃ 這い出してくる
仮想域デヴァイスがある
HIS
しるくろーどは
茣蓙
かりのてき に
/
あの、
アルビノの
冬の御空の
アルコホルは
暗き手椀に
満ちて香ります
また、
鉄による
シロツメクサの
賛美歌は
キリキリ宙に
足を揃えます
また、
蒼褪めた
....
六本木合成麻薬再逮捕保護責任者遺棄容疑だね
ビニ傘の心棒だけが側溝の蓋の隙間に刺してあります
空晴れて上手にさよなら出来たから卵を一つ割ってお祝い
晴れて空開けた窓から草いきれ鳥は去って海は残った
空晴れて二匹のいもむし糸を吐く指に絡まる欲と欲と欲
晴 ....
春日さす畑の瓶の水に浮く雀の遺骸青き空かな
長雨に猫も畳も冷ゆるかな里の離れのネット重たく
放課後になめたあの子の笛の味思い出させる
食堂のカレー
雪合戦
逃げるあの子の盾となり冷水滴る色男かな
「待っててね」げた箱の手紙持って行った校舎の裏で
ひとり凍える
....
日々過ぎて無言の声の荒れ様に{ルビ正常=まとも}なものの異常さを知る
つながりは有るのに無いも同じことそのままでいるひとりしている
咆哮の色もかたちも変 ....
1)
そのあとは
熱きシャワーを顔に受く
髪にまつはる潮の匂ひよ
(折角の日曜を磯釣で潰すなんてあのバカ男!許さない!)
2)
いざゆけよ
バージェス{ルビ頁 ....
放たれし小魚のうち一匹は力なく身を裏返しけり
朝焼けに
みちゆく人の
影のびて
うきよ離れし
君思い出づ
降り出した季節のはじめのひとしずく 僕は知らずに踏みつける夜
おぼえてるもうわすれてる ふりだしではじめにふったさいころのめは
泣き出した君の最初の一滴を 知って知らずか{ルビ宇宙 ....
風の船
己の全てを
一息に
膨らみゆく様
夢と似ていて
真夜中に未だ帰り来ぬ君がため
敷きし布団の寒さ寂しき
桃色に未だ遥けき桜木の
したたる緑を君と歩まん
夜の湖に照りぬ灯りの瞬きと
あなたの瞳の星の輝き
夏過ぎ ....
手の内におさまるほどの椀の中赤茶けた汁を泳ぐ鯨よ
飲み込んだ林檎の行方今何処智恵も叡智も遠い我にて
さよならの響きがこだまする校舎白亜の壁は赤く染まれり
{引用=今まで自分が ....
つれづれな
よるにあきたと
いざなえば
ひとようべなう
とかいのむすめ
ぐらすから
らんはんしゃする
まいらばー
らいとがはえる
すいーとはにー
いいなめを
いやしさ ....
袋売りで「ナイルの神秘、モロヘイヤ」冒険の前に裏書を読む
食卓にトルコ風の変化球、漬け物ばかりに箸はこぶ父
昼前に起きて強気の勢いのまま揚げ始めるイカリング(えいっ)
菊 ....
目の前の妖しき影に いぶかるも
あげ羽蝶なり 思はず和む
草の実も少しふくらみ見えてきし
秋に入りゆく風の移ろふ
目の前に子蜘蛛落り来てテーブルの
上を正しく距離おきて飛ぶ
....
窓ガラス葡萄一房啄む鳥の風切り羽根がいやに華奢
ゆきやないさむくはないしあつくもない轟音のジェットいちおの平和
故郷たち叱られ和創る神々のいかり静かに血潮が騒ぐ
たからかに踊る琉球舞人は永遠を知り愛をおしえる
打つ巫女の挫恩のおと ....
酔ひつきて手酌は野暮よと差し出せば宵の月揺るすすきの水面
月光も揺らるや海の真ん中で無き夢となり朝日を待つか
一人では死にきれぬ故か入り来た部屋の夜虫をまずは殺して
寂しくも悲しくもないよただ、ただ暗闇がずんと来るだけ ....
心地良い風が集まるオープンカー
サザン・ビートで踏み込むペダル
ためらいを脱いだ渚の砂熱く
波音のソロに浸すつまさき
ありふれた譜面は飛沫で狂わせて ....
海岸線沿って定規で空を引く色鉛筆で画け得ぬ青
深く深い場所まで熱せられていくオーバーヒート前の打ち水
おしなべて心を乱す約束と雲の行方をだれも知らない
....
七月の海が三日月たべている
平和な孤独をつかんではなして
猫だけに見える景色があるという
二足歩行の失敗例です
席を立とうとしてつま先を踏んづける
また僕 また僕 また僕なん ....