すべてのおすすめ
幸せか不幸せかは
その人を取り巻く状況が
決定するのではない

幸か不幸を決めるのは
その人の思いなしだ

幸せを掴むためには
現実を直視してはいけない


現実に置かれた状況を ....
人は永遠から切り離されている
果て無き空虚

いかにして虚しさに抗うというのか


空の花びらは散り
痛みにも似た深淵の間隙だけが穿たれる

無限に沈みゆく中心核は
黒い底で何を感 ....
今は昔、夢の物語

彼女と共に照らされた
瑠璃色に輝く朝焼け
世界の区切りを見た

彼女と共に感じた
大きな大きな空の青
果て無き青の光
そのとき、とても幸せになった

彼女と手 ....
全ては遺棄された絶対的な分断
すなわち存在

私の中の痛みが訴える
深淵の無限なる皮膜の存在を

深淵の向こうには
不可解を超えて無の茫漠

人間は世界に捧げられた供儀だ


 ....
静かに降る雨
無音の世界

私の心は無限に拡散し
静かな無へと吸われゆく

私の胸の熱情は
昏い黒の空に呑まれ
冷たい残酷が身体を犯す

忌わしきは
鉄の教条が支配するこの世界
 ....
しとしと雨降る夕暮れ刻
道の片隅で、小さな猫が凍えていた

抱き上げようか迷ったが
そのまま歩いていった

しばらく歩いていると
雨が更に強くなって
洪水が起こり
雷が鳴り出し
そ ....
赤ちゃんの泣き声は
ボールの跳ねる音に変わったよ

近所から聴こえてくるピアノは
どんどん上手になっていくよ

かつての同級生は
苗字が変わっていたよ

子どもは大人になるんだね
 ....
青葉萌えゆる
初夏の夕暮れ時

生え立つ草と
触れ合いながら
夢みながら
草の小道を歩こう

緑の爽やかさを足元に感じ
涼やかな風に身を任せよう

何事も語らず
何事も思わない ....
甘やかな森の一時の香
健やかなる花々
貴なる宝玉の稀なる輝き
鉱山の豊かなる富
玄妙な不思議の数々
阿古屋貝の映し隠せるわだつみの陰
真珠の煌きたる光






 ....
なんと愛しいこの眺め 
物憂げな愛しい人
君の綺麗な
頭の先から爪先までの
揺らり揺らめく布地のような
肌の煌めくその様子

深々とした君の髪
つんと香りを漂わせ
まるで香る流離いの ....
初々しく純粋な目 
心輝かせた稚い微笑みの 
幼きあなた

あなたの微笑みが
あなたの目の輝きが
私の胸を愛の歓びで貫く…

あなたのことを想うと
我が胸は甘い切なさが溢れ
心に温 ....
殿上 童さんの一 二さんおすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩を書く理由- 一 二自由詩211-1-20
虚しさ- 一 二自由詩311-1-17
夢の月- 一 二自由詩511-1-14
遺棄- 一 二自由詩211-1-13
閉ざされた夜に- 一 二自由詩211-1-12
雨の日の仔猫- 一 二自由詩310-11-26
俺だけ取り残されている- 一 二自由詩210-11-24
散歩- 一 二自由詩110-10-31
至上- 一 二自由詩1+10-10-13
愛すること_褒め称えること_闘うこと- 一 二自由詩210-9-30
私の愛するあなた- 一 二自由詩310-7-13

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する