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この緑色の液体を飲みなさい
毒は入っていなくてよ
揉み解した葉っぱを干からびさせた物を
お湯にひたして体液を抜き出したのよ
人間は森から離れてしまったから
植物液を飲まないと
魂なき野 ....
心臓が止まったら
私は死んでしまうらしい
動けと思わなくても動くけど
止まるなと思っても止まる時は止まる
私は心臓をコントロールできない

心臓は身体の核
過剰に動くと辛そうに血を送る
 ....
今日は焼肉食べに行こう
ユッケ塩タン上カルビ
にんにくホイルは真ん中に
ハラミ豚トロ上ロース
私はビビンバ
あなたは雑炊
最後はつるんとシャーベット



今週はどこへ行こう
 ....
受身はつらいよ
君たちは指示を待っているだけだと言われるけれど
自分のしたいことなどできないほどに
外側から押しつけられた
やらなければならいことに晒されてきた

学校の宿題をしましょう
 ....
ねむっているとき
ふとんとかさなりあっている
わたしはふとんになっている
あたたかくてきもちいい
わたしとふとんはあたためあう
もうここからはでたくない

わたしのまるまったからだ
ひ ....
君は歌う
恋をしたと歌う
恋は罠そして穴

青春の瓦斯が立ち込める部屋で
起こる小さな火花
乱雑な部屋に引火して
ちいさな私は燃え上がる
なにもかもが恋に焦がれていく

恋の炎がい ....
世界が死んでいく
街は秋に包まれている
その上空で冬が旋回しており
朝晩につめたい息を吹き込んでいる

秋の煌きは陽射しのやさしさゆえ
イチョウは金色に輝き
紅葉は真っ赤に燃え上がる
 ....
もさもさのイチョウを見ると思い出すビッグバードよ君は元気か


ぼくはもうはちねんまえにしにましてそのままずっとしんだままです


さらさらの砂を瞳にかけられたように溢れる星満ちる夜
 ....
毎月28日はとりの日である
28(ニワ)トリというやや強引な語呂あわせで
オリジナルチキン4ピースとクリスピーが3個で950円
俺はそれをお持ち帰りする
「買出し頼まれちゃったよー全く困っちゃ ....
おっぱい



おっぱいがすきだ
まえかがみになったとき
えりもとからのぞく
おっぱいのあたまがすきだ
ぶらじゃーがかぱかぱして
ちくびまでみえたららっきーだ

おっぱいがすきだ ....
草木も私も眠る夜に
横たわるこの身体の中で
動き出す小さな私

腰の辺りにある
大きな貝殻が開いた形をした腸骨で
目を覚ますのは
手の平サイズの女の子

彼女はお腹に住む
私の夢の ....
この世の全てに
意味があるとして
それが何の救いとなろう

泣くことが最初の呼吸であるならば
そこには一滴の悲しみもなかった

暇に溺れ
退屈過ぎて
息ができなくなった時に
泣きた ....
感受せよ
目で耳で肌で
感受せよ
全身を媒介にして

詩を書くということは
何かを感じて
何かを受け取って
言葉へとまとめていくことだ

身の回りの世界
一行目の言葉
差し出さ ....
庭にドライアイスを吐き捨てた
僕の肺の底に溜まっていた汚物
吐き出せなかった二酸化炭素が肺に堆積して
静かに冷えて凍ったもの

空気を吸うのと同じだけ
吐き出すことが出来ればいいのに
い ....
君はポロシャツを着ている
襟のところから三つボタンがあって
君は一番下しか留めていない

君はだぼっとしたジーンズを履いていて
その膨らみの中にまだ春を隠していた
もうすぐ夏も逃げ込んでく ....
帰るべき家があれば
来た道を戻るということは
当然のこととなるが
家を持たぬ旅人は
どのように歩いても
片道の往路でしかない

家と目的地を往復するだけの
平凡な毎日に
何も疑問を持 ....
どこに行くかを決めていなくても
走り出すことはできる
足の動くままに
一歩踏み出すごとに
近づいていく街並み
過ぎゆけば潔く
視界から消えていく風景

足の動きが自動化していく
肋骨 ....
むかし虫は友達だった
ダンゴムシ、トンボ、ミノムシ、カブトムシ
モンシロチョウにアゲハチョウ
トノサマバッタにショウリョウバッタ
アマガエルにアカガエル
ミンミンゼミにアブラゼミ
クマゼミ ....
最初は誰もがただの雨だと思った
それは空の破片だった
乾いてひび割れて
ぱらぱらと空が
降ってきたのだ

空のすべてが落ちてくるかもしれない
どうやって己を守ろうか
頑丈の建物を作っ ....
封筒に花をつめて贈る
もう届くはずのない海の底
砂とコンクリートで満たされた場所で
白骨化した魚類たちと眠っている
赤いポストに届けたい

気取るつもりはないけれど
想いを物に変えて何か ....
雪が降ったので何となく家から出てみた
辺り一面にうっすらと雪が積もり
細い塀の上まで忘れられずに雪が積もっている
いくつかの足跡が切り抜かれた道を歩いていけば
太い縞模様になった道路と出くわす ....
生きなければならない
しかしそれは義務ではない
1が限りなく並ぶ世界で
0に限りなく近い私は
生きていなければならない
それは誰のためでもない

生きていくことに意味があるとしたら
そ ....
秋の夜長が静かにこちらへ歩を進めている
もう虫が鳴いている
昼間の入道雲が萎んでしまえば
いそいそと秋が町のあちらこちらに姿を見せる

ところがどうだろう
私はまだ秋の準備ができていない
 ....
陽射しが強く照り付けるたび
懐かしく思い出される夏の日
肌触りのいい
風がよく通るシャツ
あの頃は
いくら汗をかいてもよかった

日が暮れるまでに帰るルール1
七時になっても日は暮れな ....
殿上 童さんの木屋 亞万さんおすすめリスト(114)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
森心あれば- 木屋 亞 ...自由詩8*12-1-12
心臓が止まると死ぬらしい- 木屋 亞 ...自由詩8*11-12-28
カニ食べに行こうー- 木屋 亞 ...自由詩3*11-12-20
受身だけでは勝てないぜ- 木屋 亞 ...自由詩2*11-12-18
気持ちいい_穴_さようなら- 木屋 亞 ...自由詩6*11-12-14
恋と愛、なにが違うの?- 木屋 亞 ...自由詩5*11-12-8
まだ眠らない秋の寝顔- 木屋 亞 ...自由詩1*11-11-30
日々の粒- 木屋 亞 ...短歌3+*11-11-24
ケンタッキーフライドチキンを食べた夜は- 木屋 亞 ...自由詩8*11-11-14
ひらがなでかけばゆるされるかもしれない- 木屋 亞 ...自由詩9*11-11-12
ちいさな- 木屋 亞 ...自由詩6*11-11-6
荒野の白袴- 木屋 亞 ...自由詩1*11-11-4
感受性- 木屋 亞 ...自由詩1*11-9-10
渇いた氷- 木屋 亞 ...自由詩2*11-9-4
ボタンを押したら- 木屋 亞 ...自由詩5*11-8-31
おもいでの丘- 木屋 亞 ...自由詩4*11-8-4
Sugar!!- 木屋 亞 ...自由詩1*11-7-31
蝉のいない夏- 木屋 亞 ...自由詩1*11-7-18
杞憂- 木屋 亞 ...自由詩6+*11-7-13
なんという幸運- 木屋 亞 ...自由詩4*11-3-2
If_winter_comes,_…- 木屋 亞 ...自由詩3*11-1-17
生きる- 木屋 亞 ...自由詩2*10-11-23
夏なつかしく秋になく- 木屋 亞 ...自由詩4*10-9-2
よこしまなにじ- 木屋 亞 ...自由詩5*10-7-24

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