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　こんな時代ですから、読みたくも見せつけられたくもない文字情報が軽重長短そこいら中に溢れているこんな時代ですから、むしろ必　.... ひと筋の唾液色なし雛祭り
包丁のカカカカカッと雛料理
春眠のどこかが海で潮香る 涙声の 嘆願を

蹴り飛ばされて

冷たい雨の中 駆け出す

闇夜の繁華街


僕 が 愛したい

あの人は もう いない

だったら いっそのこと

おちるところまで

おちていけるところまで
　.... わたしから

滴ったものの

壜詰めです

寝かせて

おいしくなります



壜の鈍色ラベルは

モザイクで見えないと

あなたはいった



あなたから
　.... よしこちゃんは　ピアノをもっていかなかった

彼女が五十一のとき　のこっていたじいさまが死んで
よしこちゃんはもう　親のない子になった

その家は　彼女が大人になる頃に建って
夏と冬の休み　.... 湯豆腐を上手く使ってダイエット

計画し夫婦揃って春旅行

寒日和心震わす風痛い 鏡のない部屋で山火事を知っている

三角の絵の前に浮く栓から泡

においする村を静かに人呼ばわり

土壁に脆い鴉が鳴いている

空席の朧に縋り尽くす妻

友の内側に鳴り響く湖底があ　.... １３番 サーティワンならアイス屋ね、とひそかに触れた君のユニフォーム


夕立を追うように駆ける君に呟いたのは 『風邪ひかないでね』、届いて欲しい


はじめては親指震えたＥメール　.... っくすしてから恋をして失恋したらあなたでオナニー三昧。


ごめん今日はその気じゃないの（さっきジョニデでオナニーおなかいっぱい）。




「いつも誰　.... 夜の淵の
とおくに浮かぶ一つの雲

煙よりも深い
炎たちがその一生を終えようとしている

知っているだろう
月明かりに照らし出された

燕が巣をつくり
とかげは土で眠る


　.... 白鳥よ見物客にウィンクす

焼き芋や熱さのあまり落っことす

ポインセチアひと際目立つ色してる そのジョーク
醤油顔
　　　なら
許すけど まず　最寄の駅に向かって下さい
そして　みどりの窓口で「鳥の国に行きたいんですが」と言えば
ほぼ確実に「え？何ですか？鳥取？」等と聞き返されますので
「”鳥の国”へ行くには、何線に乗れば良い　.... メメントでクワイエットで今行くよ白い鍵盤飛び越えながら



本当のあなたはピンクレモネードに透ける部分のことだと思う



二次元で暮らしたかっただけなのに知らない人の名前が増え　.... 電車の中の年老いた鳥、ランコさんランコさんあたし胃カメラ飲んだのよ、ベージュのレース、そう、田島先生、優しかったワお上手でね、しわがれた声、ううん、つらくはなかったワ寒天みたいでねチュルっと、 揺れ、　.... 猫には郵便局へ行くと言ったが正しくはローソン 夢で鶴太郎に反物を売った 目の前に横たわる死体から
なにを手に入れた

喉を縊ったその手は失ったはずだ
束縛を解いたその心は手に入れたはずだ

保存エネルギーを

｛引用＝
電柱の上にとまった黒い少女
クス　.... 延滞金さえ払えば帰さなくてもいいですか君 レンタルみたいに


したかった 最初で最後のセックスを 春には里に帰る君と


無人駅 待合室に金の沈黙 止めても君は笑うだけだろ


お　.... 信号の青が延延続いてて

　　　都大路を駆ける跳ね馬 　００１：　ママが偶数ならパパは奇数　〜Mother Goose＆Father Keith〜


ママは卵を二つ割る　パパは煙草を一本吸う

ママは窓を六枚拭く　パパは欠伸を三度する
　.... ユンケルの細いストロー ・
朝起きたらまず
しゅろの箒で部屋を掃き出す

すると部屋の隅々から
夢の中で捕まえそこねた小人や
夜のうちに死んだ蝶々などが
硬くつめたくなって出てくるので
プラ　.... 炎昼を赤子の声で鳴く蝉や

誘蛾灯十枚の爪かかりけり

泳ぎきし手足を埋めて砂の城

真夜中の汗つま先へ到達す

扇風機ふいに大きく頷けり

蟹踏みし踵より蟹生まれ｛ルビ出＝い｝づ　.... そういえば。
と、思い出した。

子供の頃、歯を投げたことを。
祖母に何かを願って投げろ
といわれ、"冷やし中華"と言った気がするのだが
いつ、歯の効果があったかは未だ　.... 喜ビモ憎シミモ異色同音抽象画 輪切りにした世界の果てで象さんを励ますそんなお仕事です。



きみも熱くなり過ぎた太陽を舌で舐めて冷やしてみませんか？。




あの夜空を飾るには　.... 「並んだテールランプ
　漁り火のよう
　空はくれてやる」

「地味な色の饅頭は
　もういいや
　飴を噛んで夜を待つ」

「諦めの早い男
　高望みする女
　手を離せば知らない人
　　.... 夏終わる紙幾枚か燃えながら ・
家を出ると
道端に
無数の舌が落ちていた

赤信号が
誰ひとり停められなくて
途方に暮れているような真夜中だった

舌たちは
うすべにいろの花のように
可愛らしく揺れなが　....

石原ユキオさんのおすすめリスト（88）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
ハンサムめくり。	- 小池房枝	おすすめリ ...	5*	08-11-6
雛の日	- 右肩良久	俳句	3	08-3-3
清再愛一遍	- 李伍　翔	携帯写真＋ ...	3	08-3-1
タトゥー	- 悠詩	自由詩	3*	08-1-30
よしこちゃんのピアノ	- 縞田みや ...	自由詩	9*	08-1-24
湯豆腐	- 夏川ゆう	俳句	2	08-1-19
金属曲	- 黒川排除 ...	川柳	5	08-1-17
こぼれる	- 春日	短歌	1*	08-1-16
「_っくすおちんぽおなにーおなかいっぱい。_」	- PULL.	短歌	2*	08-1-16
瞼	- 黒田人柱	自由詩	6	08-1-2
ポインセチア	- 夏川ゆう	俳句	2	07-12-27
醤油顔	- 悠詩	川柳	4*	07-12-13
鳥の国に行ってきました2667	- 人間	自由詩	4	07-11-25
短歌を書いていたあの時に見ていたものは確かに青い世界だったん ...	- ピッピ	短歌	12	07-11-19
鳥と煙突	- サトリイ ...	自由詩	4*	07-11-13
経験＿十	- A-29	俳句	2*	07-10-16
経験＿八	- A-29	俳句	1*	07-10-9
虚軸天秤	- 悠詩	自由詩	6*	07-10-3
君、帰郷す	- 町田アキ ...	短歌	8*	07-9-28
平安ブルー_04	- 北大路京 ...	短歌	4*	07-9-24
平成ファザーキース物語	- 人間	自由詩	3	07-9-24
壮年＿四	- A-29	俳句	3*	07-9-24
書店員の一日	- 吉田ぐん ...	自由詩	12	07-9-18
怪談俳句	- 渦巻二三 ...	俳句	20+*	07-9-10
歯の行方	- フクロネ ...	未詩・独白	11*	07-9-10
測＿量＿技＿師＿マ＿レ＿ビ＿ッ＿チ＿／	- m.qyi	俳句	2	07-9-9
「_触業安定所。_」	- PULL.	短歌	3*	07-9-9
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燃焼	- A-29	俳句	4*	07-9-2
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