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汗臭いほんとうのことにはもう付いて行けず
けれど 瑞々しい嘘をよけながら
照れ笑いで誰かと話すのが好きだ

政治とか宗教とか戦争とか
どうだっていいことじゃないからつまらないんだ たぶん
 ....
ゆっくりと曲がった
あなたの
スニーカーの最後の踵が
ビルの角に消えるのを
見ていた

喫茶店で
飲んだのは
なんだったんだろう
もう一生
思い出せないかもしれない
渡そうと思っ ....
 どっかの国で
 戦争が起こった
 
 兵隊が来た
 飛行機も来た
 戦車も来た

 人が死んだ
 動物も死んだ
 家が消えた
 緑も消えた
 
 遠い国の話
 箱の中の話
 ....
ヒラリヒラリ
ヒラリヒラリ

何処へ逝くのですか
何処へ帰るのですか
君の居る場所は
其処にあるのですか

ヒラリヒラリ
ヒラリヒラリ

僕の処にきませんか
1人では淋しいでし ....
朝の影がのびてゆく
誰かが手放した
結晶のかたちをした風船が
小さな鳥たちに囲まれ
森のほうへと流れてゆく



町をかがやかせる
なめらかな人工
昼から夜へと動 ....
空を泳ぐ雲の魚
誰のもとへ?
君のもとへ?
月のもとへ?

金色の海を越えて
逃げていった空の果て
できるだけここから逃げたい
外は雨模様
すべて流されてゆけ、
ぼくの逃げる必要がなくなる

明日は晴れるかい、と聞いたけれど
足跡すら何も答えない、
さようなら、
言葉では簡単だけれど ....
口笛が遠くまで聞こえるのは
まわりに誰もいなかったからだ
分かっていたんだろう


少女よ
どこにも行かなくていい
君が知ってる誰もかもは
どうせ君の知らない場所で笑っている


 ....
りぃさんの自由詩おすすめリスト(68)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
グラウンド・ゼロ- 窪ワタル自由詩11*04-9-13
おわり- さち自由詩6*04-9-13
遠い国の話- ANNA自由詩304-3-13
揚羽蝶- 自由詩204-2-25
ノート(町)- 木立 悟自由詩404-1-19
雲魚- 春日野佐 ...自由詩203-12-3
背を向ける。- ふある自由詩403-11-30
いつか大人になる少女達へ(おもいで)- からふ自由詩2603-11-12

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