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炎散らして怒るあなたと
白い凪のように密やかなあなた
どちらが本当のあなたなのか
どっちもというのは
もっともらしいけれど
やっぱり
こうして二人が今でも
一緒にいるからには
松林 ....
陽の光がさみしい それは
常緑樹の隙から洩れ来る
ひとつの悲しい思い出
私は一人
誰といても一人
木を眺めても
火を焚いても
風音に紛らわせ叫んでも
私は一人
そして
そう ....
小さな毎日
小さな出来事
日々無数に
繰り返される
小さな世界の
小さな偶然の中で
僕は であった
消えてしまいそうな
小さなあなたに
小さな体に
小さな寝息
ちっぽけで ....
子供のころ
ある 二月の夜に
こんな
ふ
う
に
電
線
を
伝
っ
....
海が見たい とつぶやいた
あなたは今日の今頃は
白いベル付きの
ドアの向こう
あなたののこした
たった一つの
小麦色の帽子をもって
記憶の底の海へ行こう
※※※※※※※※※※※ ....
もういいよ
帰ろうよ
私たちは
あまりにも それぞれが
理由を愛しすぎて
変わらないものを
予定調和の規則を
もうもたれないのだ
もういいよ
帰ろうよ
私が あまりに速 ....
あなたは眠ってしまった
湖に浮かぶ 浮島の
深い眠りは ここちよく
夜闇に薄く黄色く光る
あなたの横顔を包み込んだ
砂漠の上で寝転んで
わたしたちが
白くなってしまった後
小さくな ....
唐草フウさんのGiovanniさんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
あなたに
-
Giovanni
自由詩
7*
25-1-23
陽の光
-
Giovanni
自由詩
11*
24-12-23
小さな毎日
-
Giovanni
自由詩
9*
24-3-3
二月の夜に
-
Giovanni
自由詩
4*
20-8-20
はまなす
-
Giovanni
自由詩
6
20-8-20
むなしさ
-
Giovanni
自由詩
11*
19-6-8
砂漠の上で寝転んで
-
Giovanni
自由詩
5*
18-9-29
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