すべてのおすすめ
とくとくと心臓が鳴るポロシャツの色ごときみを思いだしている


頬杖をつくのをやめてどうせならぜんぶ教えてほしい道草


内側の傷つけ方が知りたくて今夜は床で寝ようと思う


 ....
上皿の落ちぬ程度の揺れならば均等と呼ぶ 胸に天秤



満水の体育館で耳鳴りがしてからずっと水底に居る



液晶を両手で包む二十五時 言葉はなにを伝えるだろう





 ....
 さようなら  将来に死に装束を着せたすべての心臓たちよ



 他人から見れば大したこともなく第一話ばかり毎週流す



 分岐点で失敗→リセット…そういえばセーブした場所なんて ....
春の風笛が鳴ったら合図です羽根を使ってダッシュしなさい

さようならちょーく・いす・つくえ・らくがき・あのひとのせき・あのひとのかげ

リセットボタンをガチャガチャ押しても散りゆく花片はもう戻 ....
たましいを明け渡す日が近づいて焼き尽くしてる悲しみぜんぶ


彼死んであなたも死んでわたし死ぬ繰り返そうよ全滅リセット


さようなら踊りあかして汗まみれくたびれたけど休んで次 ....
「あの海は何色ですか」
 
 「鉛色」
   「かもめの羽のような色です」



「あの空は何色ですか」

 「真珠色」
   「冷たい霧を重ねた色です」
真っ青なダッフルコートは私より目立っていないか不安なのです






何一つ自分が見つけられなくてグリーンスリーヴス変えぬ着メロ






みんなとは違う私を見せたくて ....
{引用=タイトルが半分くらい省略されてしまった。


日常生活でさりげなく笑うことを念頭においていろいろな人と会話をしていると、それが積み重なって、「いつも控えめにだけどよく笑っている、感じのい ....
目に見えるものには私が見えている 見えないものに見られていたい



夢の中で君が泣きやまないことを遅刻の言い訳にした月曜日



大吉の籤に埋もれて死んでみる あ なん だやっぱり生 ....
逆立ちで見ている蝶がひらひらと空へと墜落してゆく絵画




音楽はすでに秒読み棺から指揮者は水となってこぼれる




ハイウェイを夜と名付けて人見知りばかりしている ....
廃校の焼却炉にある入口に「大人禁止」と落書きしてみる


前足を失くしたぎこちない夜と散歩しているひとりきりの部屋


ループする16系統降りられずブザーのありかを君はしってる


 ....
あんああああくびするより空に手を布団パンパンあたたかな風

どれを着てどれを仕舞おう→ほとんどが新品のより着慣れたものに

この風景をあなたと歩いて部屋に帰るまで疲れるくらいに

どこまで ....
君はもう忘れたんだろ角にあるセブンイレブンでキスをしたのは


冗談にならない嵐 外に聞き“永遠はない”わかってはいる


「もしもし」とのろい私を罵ってくれるウサギが君ならよかった

 ....
夏のぬくもりってどんなの?と少女、軋む氷のかけらを溶かす

この雨が上がればさよならの予感半袖の先爪に塗りこむ

果汁がどのくらいの夏ならいいの太陽と日焼け止め調合

何も考えずに揃って鳴 ....
朝目覚め窓見てみれば
澄みきった青
白い雲 穏やかな空


吹き返す風の強さに耐えかねて
君を盾にし
突き進まんや


過ぎ去って
祇園祭は出来るよう
着物姿の男女が向かう
 ....
里芋の葉に露玉を宿らせて
風も光りて土用に入る日

身体ごとゆるるが如き北山の
杉のみどりが視野に広がる

微熱ある夜を目覚むれば
枕辺に誰がつけくれしか蚊取香匂ふ

熱湯の ....
たずねびと。わたしはここで生きてます あの日のあだ名で検索してよ


君に似たプロフ見つけて手を止める。こころにあしあと残したかった


友人と呼べぬあのこも「友人」と呼ぶしか ....
君に逢い不治の病に冒された僕の心にまだ春は来ず


目を伏せて出来た陰影艶やかで理性を奮わせ視線は空へ


富士山へ夏の終わりに山登り朝日に染まる淡き恋花


不死なんて意味 ....
短冊の白まぶしくて愛の字を書けないままに無地で結んだ


黄色がいい君が選んだ一枚は願いじゃなくて歌をつづろう


霧雨に耐える紙縒(こより)が話さない青の祈りは「海にあいたい」
 ....
カラヤンのレコード買いきて おもむろに
娘灯を消して聞くがよしと言う

萬緑を濡らして夕立過ぎゆくに
近江の里の深き静もり

緑濃き萩の道もいく曲りか
蓮の花咲く池に出にけり
     ....
遠の海横目に西へ向かう時短歌は手からこぼれ落ちけり 千切れかけなお千切れざるアロエ葉をふと千切りしが持て余しけり 春の朝ようやく見えぬ霜柱
緩むは時と心の中も

春の陽の照らす大地の暖かさ
{ルビ温=ぬく}むは土と心の中も

春の道見せ合う初の制服に
歩むは足と心の中も

春の風少し強くは吹くけ ....
春過ぎて
夏は今かと
待ちわびて
涼しき風が
眠りに誘う
 
 
風吹きて
匂い微かに
若くして
葉の青きこそ
初夏の気色か
忘却の
旅の果てには
哀しみと
深い想いが
溢れだしてた
 
 
泣く君の
姿を記憶に
留めては
差し出せぬ手を
固く結んだ
1回戦

ピッピ→白糸(1順目落ち)→□■→ルナク→ヒツジ→汐見ハル(3順目落ち)→4D6173616E6F6275 4973686969(3順目参加)


ピッピ:船を出す合図忘れてぼんや ....
洗濯機に自分でパンツ入れないでそのあったかさ確かめてから


蜂蜜の垂れるすがたはエロチックなんてくびれの辺りで思う


靴べらからドアが閉まってしまうまで何度私を見るか数えてる
 ....
透明な春日の底に打ち沈む悲しき顔の心ありけり ここからは見えぬところで太陽がノヴァでもしたのか月が明るい
地上のみならずはるかな高みから真空気圏貫き通して

月影とは月の光のことでした足元に種々ものの輪郭
真空の中には淡く太陽の側へと伸び ....
日曜の朝の家族に紛れつつ朝マックする二人はだあれ?

べたべたで手に負えなくなれパンケーキ
シロップ掛けてあげる、好きだよ

砂糖抜きの薄いコーヒー冷めるまでよその子供を眺めるのやめて  ....
黒子 恭さんの短歌おすすめリスト(31)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
新しい日- 苅田由枝短歌12*10-9-19
サイレンス- 石畑由紀 ...短歌5*08-12-26
【短歌祭参加作品】メジャリカ・マジョルカ- ピッピ短歌1908-3-19
【短歌祭参加作品】弥生、なごりは一瞬宝石の光るような- 唐草フウ短歌11*08-3-16
【短歌祭参加作品】一度しかないからあきらめでも新しい- こもん短歌808-3-9
色々色- 亜樹短歌708-2-20
じぶんがたり- 高島津諦短歌4*08-2-19
日常生活でさりげなく笑うことを念頭においていろいろな人と会話 ...- ピッピ短歌2108-2-1
中指を立てて待っているのに- ピッピ短歌808-1-13
highgradation- 本木はじ ...短歌1108-1-3
大人禁止- しろいろ短歌5*07-12-22
爽+秋- 唐草フウ短歌4*07-10-11
君ならよかった- 町田アキ ...短歌8*07-9-28
もぬける夏- 唐草フウ短歌14*07-7-17
台風一過- 秋桜短歌6*07-7-15
33P_「短歌2」より- むさこ短歌12*07-7-14
「mixi」__ミクシー- Rin.短歌16*07-7-9
ふじ- 秋桜短歌7*07-7-8
ごしきの短冊- Rin K短歌31*07-7-8
7P_「短歌2」より_〜_昭和四十年頃- むさこ短歌13*07-6-4
短歌- A-29短歌207-5-6
アロエ- A-29短歌6*07-5-3
春の朝- ぽえむ君短歌8*07-3-23
春〜夏- 秋桜短歌2*07-3-22
- 秋桜短歌5*07-3-5
短歌部恒例いちごつみ_2007年2月27日の夜の出来事- ピッピ短歌607-2-28
えっち- さち短歌17*07-2-28
- A-29短歌2*07-2-25
○満月(まるまんげつ)- 小池房枝短歌14+*07-2-2
ハッシュドポテト- 山田せば ...短歌606-10-21

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