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寝苦しい夜 はみだした足が
そろりと風を止まらせた

畳の上を這う 小さな羽虫の陰

名札をはずしたつもりになっても
はずれたくない場所がある

どこからもひ ....
ひくく香りは 風の帆を駆け上がり
瞑っているもやの巣の中

はやく運ばないと
息を つのらせてしまうから

どこかに隠れていた
泡の綿帽子が

ささやきを運んでいく
秋桜さんの砂木さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
刻塔に渡る- 砂木自由詩16*07-7-5
告白- 砂木自由詩14*07-6-14

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