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わたしが わたしを
ぬける いたみもなく
まだ ことばが
あつい いや もう 
くさりはじめた さかいを
鏡面に 旗をたてる
ここから さきでは
ことばが 失効する 
わたしを きれいさっぱり
拭いとってから 前進する
夢のつづきは いつも
さむいものを 育てていた
ぼくらが たがいの
希望に なるのだと
むつびあった あの場所から
あふれて しきりにこぼれる
午睡のゆめの かけらの嵐を
たなごころで つくった
椀にうける 追憶はたちまちに
そこからも  あふれて
ぼうしから とりだした
はなづなを そらに
かけおわると てぶくろをぬぎ
ゆびぶえ ふいて
ことりたちを よびよせる


*関連作品
手品の話→http://po-m.com/foru ....
きみが 大の字に
野に
うつくしく
ひらいて ぼくを
招いている
秋桜さんのみつべえさんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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そろもん(境界の話)- みつべえ自由詩507-7-21
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そろもん(花吹雪の話)- みつべえ自由詩407-3-3
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