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楽しいときほど
思い出してしまうのは
あなたと過ごした夏が、きっと
あまりにも輝きすぎていたから
あいたい、と
そんなき持ちに自分の笑い声で気がついた
だって二年前、あ ....
汚れた雨が蹂躙する街角で
傷をかばいあうために手を繋ぐ
傘を持たない日だけ、どうしようもなく
君の手があたたかくて
切れた指先が痛みを増した
僕の手は
どんな温度で君に ....
あやめ草あやに恋しき君なれば
夢も染むらむ花むらさきは
名にし負はば紫野辺の夕やみや
見せようつつに千代の面影
ときじくの花にはあらで露の花
ただ ....
宇治橋
夕霧にかすみつ渡る面影に
露けき花の色が重なる―――
観月橋
しめやかに
欠け満たされぬ夕月の
心を以ってなぞる君の名
....
一 「ミッシング・ピース」
手渡されたたった一枚の
欠けた切符のように
行き先でもなく
日付でもなく
空白のはずなのに
それ以上に大切なものを
どこかに忘れたまま
....
君思ふわが名流るる滝つ瀬の
はやき心をたれか止むらむ
紅の色に夏の葉かくす{ルビ山躑躅=やまつつじ}
いでやかなしき人をぞみゆる
こころありや宵待草にあさつゆを
....
春の色に月やあかきと問ふ人の
かざしにせばや八重桜花
あらし吹く春ならずともこぼるるは
恋のこころの花とこそ知れ
仮初の夜にも似たるかいささくら
....
秋桜さんのRin Kさんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
伝えるすべなんてないから
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Rin K
自由詩
33*
07-7-20
雨やみを待っている、僕ら
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Rin K
自由詩
37*
07-7-16
あやめも知らぬ恋の道_____■古語の宴参加作品■
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Rin K
短歌
16*
07-7-14
京都八ツ橋
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Rin K
短歌
35+*
07-6-23
パッセンジャーズ
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Rin K
自由詩
43*
07-6-15
恋夏草(れんげそう)_______■古語の宴参加作品■
-
Rin K
短歌
28*
07-5-28
月下咲羅(げっかさくら)___■古語の宴参加作品■
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Rin K
短歌
20*
07-3-22
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