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日曜の午前九時
小さな風と太陽の光
ホームには数人の待ち人
レールの先はどこへ
夢だったならば全て捨てて

一時間の空白
潰し方が見つからない
それでも待つと決めた
待ち時間と過ごす ....

ふたりを取り巻く環境は
変化の中で様子を
変えていきます



ふたりを包む景色は
四季の移りを
教えてくれます



ふたりの間を熱する空は
刻みの果てを
探し ....
彼は、何も言わずにあたしを抱きしめた。
そうして、深く息を吐くと
うんと小さな声で、あたしの名前を呼んだ。

あたしは彼の頭をそっと撫ぜて
愛してるよ、と告げた。

あたしには、彼が望む ....
優しい雨が降る
今宵もまた
優しい音が降る


『会いたい』を
窓際に並べて
滴る粒が拾う頃
同じ音色を聴けたらと
指先で辿る想い画


出来事を再生する
他愛もない ....
駅の片隅に
捨てられたものがあって
ホームレスみたいだって
君は笑ってた
空が青すぎて
吸い込まれていった
呼吸の数だけ
消えていった

分かっている、とてもよく
それは遠いところ ....
氷だけのグラス
静かに勢いよくとけてゆく
どんどんどんどん
水に変わってゆく
ひたひた
とうめいの

ずっとみつめてたいな
ずっと見つめてたいね
わすれたままで
わすれきって

 ....
いつか
消えるときが来るなら
雪みたいに
消えたいな

水になって
風になって
透明になって

ずっと
君のそばに居続けたい
みてごらん
あれが空だよ
そうつぶやいて
私は放物線をえがく

どんなに荒んでしまっても
その運命は変えられない
流れていく景色
夕暮れの空

夏のなごりが残るなか
野焼きのにお ....
流動する記憶

見えないものの中で感じるいくつかのこと

痛みは遠い記憶に重なって静かに座り込む

知っているその感覚に仕方なく私も座り込む

うずく固まりは忘れかけている孤独の影を映 ....
逃げ場所は どこだ
酒かタバコか 男か女か

逃げ場所は どこだ
週末か未来か 妄想の中か


声をかけて張られるバリア
視線そらさないで ホント凹むから

そんなに僕が嫌いか ....
彼女はいつも
優しげに微笑んでいて
私はその向かいで
罪人のように俯いていた

明るい彼女を
羨みこそすれ
憧れはしなかったのは
私の感じる
辛さや悲しさを
なんでもないことのよう ....
なんでこんなんだろう

自分が自分じゃなくて
時間なんてすぐに過ぎてゆくのに
こんなにも穏やかすぎて

次こそは耐えられないかもしれない

負けられない

無理をして  ....
浮き沈み

笑って泣いて


一人芝居に明け暮れて
忘れてみたり
浸ってみたり


行き交う靴の音に
追いかけっこの背中
諦めかけて
見つめ直して
終わりのない波動

 ....
ひとしずく
感じる体温に赤らめる
小さくも力強い様相


白い華、ひらり
舞うころには地上の衣となり
還りを待つ温もりと化す


ひとしずく
染まるは心
幾通りもの模様に揺れ
 ....
あかいあかいいちご味
提灯に照らされあかいのか
キミと手を繋いでいるからなのか

みどりにすきとおるめろん味
夏の海にも似たこころ
私たちはまだあおいあおい

きいろくひかるれもん味
 ....
まぼろしのわたしを
まだ探している人がいるようで
それもまたまぼろしの
空気の環っかが生す群れ

拭けばガラスに付いたほこり
きえてしまうでしょ
身体にしみついた その影も
洗い流 ....
{引用=




 月の光があたりを
 照らしています



むかし海辺の寒村に
傾いた粗末な小屋があり
結婚間もない若い二人が
寝ていました
あまりに貧しくて
布団の代 ....
うみがはてしなく
おもえるのは
あなたが
ひろいこころをもっているから

そらがあおく
みえるのは
あなたが
すんだこころをもっているから

あなたが
おしえてくれた
かぜのう ....
{引用
=上からの目線は脅迫です
同じ目線は安心です
下からの目線は甘えです}


   小さな枝の陰に、
   小さな巣を作った、
   小さな鳥が、
   小さな卵を温めて、
 ....
桜舞い散る春の日 
正午の改札で 
杖を手にした祖母は 
ぼくを待っていた 

腕を一本差し出した 
ぼくを支えに 
大船駅の階段を下り 
ホームに入って来て停車した 
東海道線の開 ....
知り合いが流産しました
私にはかける言葉が
見つかりませんでした

明るく振舞う笑顔が
痛くて痛くて

こんな時にかける言葉を持っている人なんて
いるのですか?
その人なら痛みを ....
そろそろなのは分かっている。
もうそろそろ心を決めなければならない。

自分の荷物は自分で背負わなければいけない。
当たり前のように誰かに頼ることを、卒業しなければ。
今はたくさん差し伸 ....
あなたの 未来が

幸せで光り輝くことを

心から 願う

あたしも あなたの幸せに

なれることを

こっそり 本気で

心の底から 願う
視線の低い僕に繋がれた
のんびり足先まで溶け出す夕暮れと
女の子の目は右に左にゆれだすのが
振り子みたいだと僕は思ったり
たとえばあの踏切の手前に出来ていた
水溜りが死刑囚をモチーフにした絵 ....
つい最近まで
小さくうなだれていたのに
海の地平線までしっかりと
見つめるようになった君の瞳

明日かもしれない切なさを
胸の奥で感じながらも
瞳の眩しさは
陽を浴びて光り輝く海原のよ ....
卒業式 が来る
卒業式が 来る
卒業式が来たらいやでも離れ離れ
4年前は何も知らない関係だったのに 今離れることがこんなにも痛い
痛い 失恋より痛い 痛い

明日引越しの友達をアパート ....
空からほぼ頭上にめがけて降ってくる
降ってくるというか堕ちてくる
当事者の目を落下衝撃で眩ませ続け
身近に存在する異性へ視力を依存する

目眩から醒めるまで行為は止まらない
翌日醒める場合 ....
ダイヤル式、赤の公衆電話
バーの片隅に隠れるようにあった
この電話って使えるわけ?
マスターはゆっくり頷いた


つい懐かしくてコインを落とした
手は勝手にダイヤルを手際よく回す
この ....
影を
思い切り伸ばしきった
夕日
遠く
沈む

諸々を
瀬戸際でも信じ続ける
お前
近く
沈む
瞬きの回数分
世界が生きていた

ぱっと
開いたかと思えば
すぐさま
消えるのだ
一億頭の羊でも足りないはずの
このくりかえし

その度
世界は生まれ変わって
ぼくの前に現 ....
1486 106さんの未詩・独白おすすめリスト(41)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
日曜日の駅と- ねお未詩・独白2*07-11-4
風林火山- 見崎 光未詩・独白2*07-11-2
君じゃ駄目だと彼は言わない- みへき渉未詩・独白207-11-2
- 見崎 光未詩・独白2*07-11-2
ステイシー- 結城 森 ...未詩・独白4*07-10-31
- 唐草フウ未詩・独白7*07-10-23
透明になって- ゆうと未詩・独白2*07-10-16
終日- 白昼夢未詩・独白4*07-10-12
流動する記憶- mayaco未詩・独白3*07-10-12
どこに手を伸ばせば繋がる手があるんだろう- 北大路京 ...未詩・独白10*07-10-8
彼女はいつも優しげに微笑んでいた- 亜樹未詩・独白207-10-6
- 桐野晴未詩・独白307-10-5
桃色蛍光ペン- 見崎 光未詩・独白307-10-4
もみじ- 見崎 光未詩・独白207-10-3
なないろのあめ- 零椅未詩・独白7*07-10-1
私は幻- 唐草フウ未詩・独白7*07-9-27
月下逍遥- まどろむ ...未詩・独白3*07-9-24
ありがとう- 乱太郎未詩・独白15*07-5-1
‐目線‐- 士狼(銀)未詩・独白6*07-4-16
老婆の休日- 服部 剛未詩・独白1207-4-15
無力- 優飛未詩・独白6*07-4-9
覚悟しろ- 蒼依未詩・独白207-4-1
- ウデラコ ...未詩・独白7*07-3-31
退化する雨- ねろ未詩・独白24*07-3-28
君の瞳- 乱太郎未詩・独白10*07-3-18
会いに行くよ- はるこ未詩・独白5*07-3-16
恋は盲目- vi未詩・独白1*07-3-6
電話- vi未詩・独白5*07-2-27
沈腰- FUBAR未詩・独白4*07-2-26
瞬きの数- 乱太郎未詩・独白20*07-2-23

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