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さよならは聞こえない
開かない口の中で響く
飲み込んだその一言が
こんなにも辛いもだとは知らなかった
だから涙が流れた
カーレースの試合は
全クラッシュして最後に残 ....
その小さな手で
持てるだけのオモチャを抱えて
小さな小さな小旅行
まだまだ子供だと思っていた少年は
いつしか僕らを追い越していった
時の魔法をかけられて
誰も知らな ....
いますぐに気が付く
僕らをつなぎとめるものは
余りにも脆いものだった
届きそうで届かない
このもどかしい感覚は
味わうだけでも嫌だった
僕はいつも笑っていようと思っ ....
今みえる未来は
いろあざやかなネオンが
きらびやかにでも誘惑するように
光輝いていた
記憶は錆び付いて歯車が
うまく噛み合っていなかった
空けていく人の体
い ....
夜桜がきらびやかに
うすい光のなかで
景色を染めていた
咲くから散るのか
散るから咲くのか
いずれにして儚い物は
うつくしかった
爪先立ちした兎は
背伸 ....
天国から地獄への階段を下っていく
さっきそこで殺気で満ちていました
拝んださきにいるのは
理想を掲げたぼんくら
重たい鎌をぶら下げて華麗に
現れたの死神さま
....
偶然はいつしか奇跡にかわる
コンクリートとコンクリートの間で
巻き起こる突風を浴び
どこかからながれる
なんらかの原因で流れ込む黒いガスを
僕は吸い込み体内にと ....
どこかの知らない住宅地で流れている
いびつなサウンド
それはまだ若い男が夢をあきらめず
努力ということをしている
それでも夢という狭き門に
自分は通れない事はし ....