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特殊な水で満たされたその保育器は柩でもある。

「抜け出るのなんて夢のまた夢」

隣の保育器=柩から、会話の続きのように声がかけられた。空気を震わす音でなく、脳髄に直接響く信号として。 ....
青白い少女の額に広がった砂漠を進む柔らかな月

青白い夜を踏みわけいつからか銀の鱗でエラ呼吸して

どぶ川の面(おもて)を撫でる聖母の手 草枕する我に眠りを

一人分の影は夜気に溶 ....
緋月 衣瑠香さんのゆべしさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
水の間(あわい)- ゆべし自由詩3*11-10-20
夜と妄想- ゆべし短歌2*11-10-12

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