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窓の外を眺めております
もうずっと前から
私には四角い空しか知りません
その青に雲が流れ小鳥が踊ります
外はどれほど魅力的でしょう
溜息を舌の上で転がしながら
よく考えます
外は怖い ....
僕を裏切った人達が居る
確かに僕は路を間違える事もある
そんな時は手を強く引いて
ほしかった
声をかけても無反応
他人よりも遠い存在で
もう僕は独りであると
わかった
脚に絡み ....
裸足で歩いておりましたら
誰か聞き覚えのない声で
僕の名前を呼ぶのです
立ち止まり振り向くと
そこには小太りの
白いワンピィスを着た
婦人が一人おりました
もうすぐ雨が降るから
....