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コスモス揺らめくかの丘に
 置き去りのままに鐘が鳴る
なにも言わず別れた日さえ風に鳴らされ
君は今は誰かと
 夜に沈むのでしょう
  明日は晴れです
君なしで始めた暮らしが
君な ....
地上へ向かう木の葉が見せる
一瞬の華やかさ


揺らぎ


心の根幹は
頑丈にできているけれど
心の枝先は
いつも何かにあおられている

言葉が
木の葉のように舞い落 ....
コンクリートだらけのこの町に
ポエマーがやってくる
その名は
スーパーポエマー

マンションだらけのこの町に
スーパーポエマーがやってくる

聞くところによると
早打ちらしい
キー ....
風が みえる。

小麦畑が 風の かたちに
なぞられて ゆく・・・

{金色=こんじき}の波は
ささやいて いたのに

なぜ、 わたしは
ささやかなかったのだろう 君に・・・
愛を ....
何もできなかった
昨日の自分が悔しくて
今日も努力はしたけれど
結局は昨日と同じまま

何もできなかった
昨日の自分が悲しくて
今日も必死になったけれど
結局は昨日と変わらない

 ....
二十代の頃から
わたしの思考回路はストレスに負け気味で
いつしか心療内科のお世話になり始めた

抗鬱剤 抗不安剤 精神安定剤 入眠剤 など
とりどりの薬に身を任せているのが常となり  ....
一人になって。

それでもボクは。

元気でやってます。

あなたは心配してましたけど、

生きてます。


けれど、

物足りなくて。

人肌恋しくて。

 ....
ぽえむの国の
ぽえむの村に
ぽえむ君が作る
たくさんのぽえむ

いつでも作りたて
春はぽかぽか
夏はぎらぎら
秋はぽくぽく
冬はほかほか

ぽえむ君の家には
ぽえむを仕舞う場所 ....
流れる秋に
ススキが揺れる
過ぎ去るものは
夕焼けの風
気づけば空に
真っ赤なトンボ
心吸われる
我が想い

染めゆく秋に
紅葉が騒ぐ
置き去るものは
夕焼けの風
気づけば道 ....
あなたは手慰みの指先で
わたしの身体をくるくる回す
言いなりになんかならない
と思ってはみても
あなたにだけは嫌われたくなくて
股関節の痛みをこらえ
アンディオールのポーズを取る
(わた ....
{引用=



その触感に硝子は濡れ
窓の向こうに季節の音が訪れた
川と海がきらめきの水に重なり
遠いそこにも
二人だけの神話は秘められている



 胸のなかの声 腕のなかの ....
涙を2つください

1つは自分のために

1つはあの人のために

こんな深夜にすみません

いえ、ハンカチはいりません

注文は以上です

こんな深夜にすみません
あなたの心の叫びを
聞いた気がしました
どう捉えるかは
人それぞれだとは思いますが
私には
とても哀しく
とても寂しく
とても弱々しく
とても痛々しく
聞こえました

あなたは孤 ....
夕闇の
あの色が好きです
切なさをひとつぶ
いとおしさを一粒
弄んでは
つぶすたびに
広がってゆく葡萄色

甘いあまいのは
街の匂い
あなたとはぐれた
秋の匂い

五 ....
人々が漏らす{ルビ溜息=ためいき}で 
街の輪郭が{ルビ歪=ゆが}む土曜日の夜 

場末の Bar の片隅で 
翼の生えたアダムとイブの人形は壁に{ルビ凭=もた}れ 
虚ろな瞳で古時計をみつ ....
入道雲の夏をして
暑い{ルビ思い出=おもいで}した後に
夕焼け空の秋をして
心も揺れる紅葉する

冷たい雪の冬をする
寒い{ルビ思い出=おもいで}する前に
赤いトンボの秋をして
心も揺 ....
 蓮の隙から顔出した白鳥は
 あてもなく
 よすがもなくて
 海の{ルビ底=そこへ}へ沈んでいった。

 僕は窓からそれを見ていた。
 暗い夕暮れの間奏曲、
 こんどは死が
 僕を覗い ....
それは
私が見た
たくさんの野を駆け
私が見た
たくさんの空を駆けて
いつも また
ここに帰ってくる

別のかたちが あるなら
どんなに いいだろう

目覚めた 明け方の
浅い ....
できないことを
できないと思っていれば
いつまで経ってもできないさ

できないことを
できようと思うだけでは
それは思うだけで
これも
いつまで経ってもできないさ

できないことを ....
道標もない秋の森
色彩と静寂の中心を求めて
道なき道を奥へ奥へと
踏み分けてゆく
方向に迷えば
小鳥の声に頼るしかない

辿りつく中心
そこは孤独ではなかった
一つ一つの色が
それ ....
家族


焼け跡から一枚の写真
楽しかったあの頃
親を殺した顔が笑っていた
子を殴り続けた顔が笑っていた






ひとのこころ


クルマに顔があるように
ひとの ....
1

ドングリが遠い目をして
冬の正解(こたえ)を探している

もうすぐ大きな冬の翼が
やってくる
僕は森によばれる
いかなくちゃ

山猫の親分は
ピリピリしながらも
やさしい ....
あめがやんだので
もう かさのはなしはおわった
それから
こいぬのなみだで
ちいさな こうちゃをいれた

+

ふたごのおとうと
くちぶえ ふいた
くちぶえふいて なきだした
 ....
新しい香りを感じた

それはとてもフレッシュで
それでいてノスタルジアな

青春とかなんとか

なんとなく歩いて
なんとなくたどり着いた

それはとてもフレッシュで
 ....
カーテンの隙間から、

ちらっと、月が見えた。

キレイな唄も、忘れるくらい、

どきっとして、

見つめた。


ただ、浮んでた。

ただ、こっちを見てた。

 ....
当て所無い片道切符の遠い駅
尿意に立ち寄ったトイレは
蟋蟀らしき秋虫の音が木霊する
あれは便所蟋蟀だろうか
所業に耐え無為と生きる便所蟋蟀
然し秋虫の類では無いような
さりとて確かめたりは ....
前から雨が吹いてくる
上り坂

秋はまだ始まったばかりだというのに
傘を持つ手が冷たくて
両手で持つというよりも
両手を温めている

足元を見ながら進む
雨の上り坂
流れてきたのは ....
とても気高い人
あなたはそれゆえ
わたしを孤独にする

あなたがもし
わたしに弱音を漏らしてくれていたら
いくらか救われたろうに

もうかえせない本
あなたがかしてくれた本
かえす ....
心はいつも回転扉
くるくる回って踊り子になる
あなたの心を行ったり来たり
赤い靴は止まらない

どうか教えて その一言を
魔法が解ける不思議な呪文
あたしの足は血で滲み
いつしか心の傷 ....
描いたような月
逃げたい夜
蒼い景色
片腕にロックを歌う魚噛み付かせて
血を滴らせている
犬は走るしかない
疲れたら眠るしかない
蒼い間に魚をたくさん捕まえろ
ajisaiさんの自由詩おすすめリスト(402)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
花咲く丘で- Rin K自由詩22*06-9-21
「揺らぎ」- ベンジャ ...自由詩10*06-9-20
スーパーポエマー- ぽえむ君自由詩10*06-9-20
小麦畑に咲いた星- Lucy.M.千 ...自由詩6*06-9-20
明日を生き抜くための魔法- ぽえむ君自由詩10*06-9-20
えびちゃん- 銀猫自由詩10*06-9-20
ひとり。- 狠志自由詩106-9-19
メイド・イン・ぽえむ君- ぽえむ君自由詩10*06-9-19
夕焼けの風- ぽえむ君自由詩8*06-9-19
ラヴなステーショナリー_その2- 恋月 ぴ ...自由詩21*06-9-18
秋は- まどろむ ...自由詩5*06-9-18
a_restaurant.- ささやま ...自由詩4+*06-9-18
孤高- FUBAR自由詩3*06-9-18
葡萄色の- Rin K自由詩35*06-9-18
堕天使達の夜_- 服部 剛自由詩11*06-9-17
紅葉する- ぽえむ君自由詩9*06-9-17
白鳥—暮れかたの変奏- 白雨自由詩306-9-16
朝の闇から- こむ自由詩4*06-9-16
誰でもできるものさ- ぽえむ君自由詩9*06-9-15
森の中に言葉が落ちていた- ぽえむ君自由詩5*06-9-14
顔_その2- 恋月 ぴ ...自由詩16*06-9-14
透明の光- 日朗歩野自由詩906-9-14
ファザー・グース(4)- たもつ自由詩1506-9-14
fondness- れるむ自由詩106-9-14
深夜に月明り。- 狠志自由詩206-9-14
ふぐり- 恋月 ぴ ...自由詩18*06-9-13
雨の日の上り坂- ぽえむ君自由詩8*06-9-13
あなたの花言葉- 436自由詩3*06-9-12
心はいつも回転扉- 未有花自由詩9*06-9-12
ロック- ki自由詩506-9-12

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