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飽和した悲しみが、
 雨となって降り注ぐ


  それは涙/心のかけら
  誰も犯すことのできない領域


湿った土から
 悲しみを吸いあげて、
  よろこびを咲かす  ....
私は銀座の喫茶店でアルバイトをしていた事がある。

一杯1200円取るような店だがコンスタントに客
が入り、週末は近くにある劇場や、映画館帰りの客
でごった返すときもあった。こんな価格設定でも ....
したたる、したたり、

侵食しはじめた月夜に
手足はどこまでも深く伸びている

やさしく影を包み込むようにして
月は、静かにあたたかい

当たり前のようにそこにいて
闇が照らすはずも ....
白く白く舞う舞うよ雪姫の歌よきみをおもう深き水面に溶けて消えた雪よ月はゆれ火はきえ静かな社に歌は消え指先の真実に赤い血は巡る辿る流れやがてきみの足元に花火はおちた燃える唱に詩はにごり霧の向こうの橋に女 .... ただ、ぎゅっと

握り潰してくれるだけで良い。
私の 不安とか 孤独とか





誰も 気づかない





私のことを 知る人は 誰も

いない  この街で





ただ ただ 歩く 歩く



 ....
グラスの中の琥珀色
花は散る、天に昇る
かのよう、昇り、花は散る

直線になる
ばらばらの死体
それは、木々の隙間
こぼれだした
光たち、の姿

心臓は、鼓動を続け
次第に早 ....
「免許を取るには、年齢位の金がかかる」 

誰かさんが言ってた通り 
33歳にして33万という金を 
母ちゃんは惜しげもなく貸してくれた 

二俣川で筆記試験に受かり 
初めて免許を手に ....
例えば
それは真っ黒な海に広がる
一滴のミルク
ゆるゆると広がり
消えて行くのか
それとも行かないのか
海の広さを
図りかねている


年月よりも尚
重い枷があるのだとして
そ ....
シャーベットブルーのグッドモーニングサイクリング
期待混じりの小石飛ばして
12のままの感性隠して
潰れた空き缶わざと踏みつけ
抜けてく空気で甦らせた

なくしたノート
もらった消し ....
音楽
ダンス
ファッション

ドラッグ
セックス
宗教
哲学
ぜんぶやっちまって
しんじまったあいつは
ショーマンだった
みんなをコントロールして
言っちまえばさ
洗脳さ
 ....
語る為ではなく
沈黙するために
残す為ではなく
消滅するために

自らがここに居る事を肯定する為ではなく
人々がここに居ない事を否定するために
何を考えているか分からない人々の為ではなく ....
(ミルクティを飲まなきゃいけないの
(ミルクティ、ある?
(歯を磨いたんだから、もう寝なさい


最近、きみは早く寝てしまうから
赤いランドセルの留金をひらいて
見てしまったんだ

 ....
あいつまた6を出した

あいつは5だ


うらやましそうな顔をして

みんなを見てる


どんどん先に進むみんな

どんどん取り残される僕


1だらけのさいころを振って ....
物置の中では
今日も途方に暮れたものもの、が
自然な姿で融解しあっている
主人は今日も不在だった
あと何年、ここに居ればいいのだろう

ありがとうの行き先を
いつも間違えている気がして
 ....
ふり返れば
ずいぶん長い春だった
ということになるんだろ
誰でも実際には数日から5〜6年
長くてもせいぜい半世紀

保険会社の再建策を綴った白い封書が届く
居留守電話には彼からのメッセー ....
さえずるのか
さえぎるのか
逆らうのか
さかるのか

騒ぐのか
避けるのか
さげすむのか
叫ぶのか

探すのか
さすらうのか
さまようのか
指し示すのか


高くへ
 ....
秋也さんの自由詩おすすめリスト(137)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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- 湖月自由詩109-1-10
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9/21- いのせん ...自由詩1*08-12-19
ネムル- いのせん ...自由詩2*08-12-14
免許を取れた日_- 服部 剛自由詩27+*08-8-26
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カリスマ的音楽家の道しるべ- 狩心自由詩7*07-8-13
自殺志願者- 狩心自由詩3*07-8-1
自由帳- 佐野権太自由詩26*07-6-7
ダイス- 夕凪自由詩507-6-2
ビニールシート- 霜天自由詩506-8-4
saraba- 大村 浩 ...自由詩10*06-3-9
ラウンド・ロビン- 大村 浩 ...自由詩1204-2-17

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