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歌や音楽は君を救うか




暴動や革命に思いを馳せる

だって凄い事だ

日本に置き換えたら燃えるぜ?暫定的軍事政権樹立とかさ




自殺も絶望も発狂も ....
「い、意外に飲みますねえ」なんて
苦笑いする学生横目に
こちとらコールの真っ只中
悔しがるにも冬の晩
ええじゃないかええじゃないか宵 酔い 余威
夢見たアンタが悪いのさ
同じ阿呆なら引くな ....
  きみの腹を
  綺麗な
  正方形にくりぬいて
  そこを通して僕は
  桜吹雪が舞うのを眺める
  蒼い春にも
  暗い冬にも
  きみの正方形から
  桜吹雪が舞うのを ....
 単純な方法に慣れて親しんでいたおれには、この街の未来がありありと見えていた。ありとあらゆる工場は廃墟と化す前に打ち壊されて、その代わりに実体のない紙幣に踊らされたモラリストたちが残飯を食ったりするレ .... 唇には唇の 開き方があって
花ならば散るのに
風にでも なびくのに

喉がかすれて
目にしたくなくて
声が くぐれず

いつもの いついつ
指を唇に あててみる

静かに 沈黙が ....
私のことばは
うつくしくない

気高くも
やさしくも
はかなくもない

繊細さも
巧妙さも
素朴さもない

気が触れたような独創性も
気が晴れるような辛辣性も
気が遠のくよう ....
大きな雪原に小さな染みのような点
黒い点は次第に拡大し一匹の黒い犬に
大きな黒い犬は狼にメタフォルモーゼする。
孤独な雪原の染みはじっと前方を凝視した後
素早く雪原を横切り
エルクの群れを追 ....
小雨に濡れて
ススキの銀色の
穂を少し羨みながら
宵口のやたらと
ライトが眩しい

足元を見詰め
プラスチックの袋
足もふらふら
空っぽの心と筋肉
ヤクはやってません

こんな ....
あいたい
ゆきあいの空に
あさひのまえに 家を出た
やけに 赤い 朝日だった

ゆきあいの空は
季節が ゆきあう空だという
北に向けて クルマをはしらせれば そのうち ....
雨が静かに降っている。
この悲しみを流せるか
悲しみすべて流せるか

雨がしとしと降っている。
この嘆きを流せるか
嘆きをすべて流せるか

雨がひたひた降っている
この苦しみを流せる ....
猫がミルクを飲んでいる。
また貰ってきた花を食べる。
わかっているねトイレに行ってよ
のどを鳴らしひざに来る

今日は日曜日
何にもすることがない。
窓を開けて富士山を見る。
雪化粧と ....
ヨーイ ドン
校長先生のピストルで
みんな死んでしまった

スタートしたのはぼくだけ
急にグラウンドが広くなったみたい
走っても走っても
ゴールのテープが見えない
しかたがないので
 ....
廃園なんてない
庭はいつもそこにある

木の国
虫の国
蟻の国

幾つにも幾重にもひとつに
空のもと
風の中
ひとがいなくても
いなくなっても

おかえりという言葉が
時々 ....
暖かい掌 冷たい掌 柔らかい掌 硬い掌
掌には いろんな感触がある

幼子のちっちゃな 紅葉の掌
老人の節くれた 皺だらけの掌
掌には いろんな人生がある

愛し合う恋人たちが 握り ....
かみが かわくまでは
はにかみで あいせそう
つきのうらがわの めつぼうのあらすじも
かわいた だいちの のろいのことばすら
そよぐ水草、駿馬のたてがみ かみが かわくまでは

 ....
貴方の運命に在るだろうか

私の名前は

最後のスタッフロールに在るだろうか
 

つめたい交わり 踏切だけで三十の詩が書けるという人は
亡霊のような突き指をする


エール飛び交うマウンドで少年たちの夢を食べる獏は
消化不良で怒り目になる


お菓子をどう ....
寂しい夜
一人ぼっちの夜
そんな時詩は生まれる。

忙しい時にはできない。
発想が豊かで
冷静な時詩は生まれる。

自分に向き合い
妄想を抱き
誰も傷つけない時
詩は生まれる。
 ....
目の前にいつも言葉にできないものが転がった
私が 一人で なにかを思う時に
きっと それは 寂しい出来事なのだろう…
この街の表現されることの無い疲れが
遠い未来の誰かに語りかけた幻…
 ....
日は落ちても、
積み荷は減らず、

思考は
水底の虫のように
降り積もる澱のなかに
埋もれてゆく

明日はまた違う明日だとしても
私はいつまでも
変わることができずにいる

そ ....
 
海のように
とおくに流れる風をさらってきたりはしないけど

湖のように
ずっとおなじそらを映しつづけるわけでもない

川のように
あふれたものが自由になるぐらいがちょうどいいね
 ....
ゆってみなってゆーのはゆー
ゆってみなってゆえばゆーほど
ゆってみることをとおざける

ゆってみなとゆーならなおさら
ゆってみせるようにゆいなさい

ゆってみなってゆってみな、ってゆー
 ....
好きなひとに
ぶしつけな手紙を
送りつけた
喜劇のような悲劇的予感
一線を踏み超えた僕に
僕の女神は微笑んでくれるだろうか
このことで
あのひととの関係が
気まずくなっても
後悔はし ....
この志の先には果てしない距離があり
今の自分にはとても超えることは出来ないということを
僕は知っている。
馬鹿なことだと誰もが指差して嘲笑する
誰もが言う
そんなことが出来るわけがない
今 ....
  透明な空に
  透明な取っ手



  空を開けると草原があった
  草原を開けると発電所があった
  発電所を開けると僕があった
  僕を開けると藍色があった
  藍色 ....
 姪

七月まで腹の皮一枚隔てた彼岸におり
去年生まれた赤ん坊が
今年はそろそろ歩き始めて靴が要る
靴!
おお、八時間の惰眠と十六時間の覚醒とを
等価交換でちり紙交換に出してしまった
 ....
  日曜日、
  くさかんむりの広がる野原で
  ピクニックをする
  あなたは適当なところに
  持ってきたもんがまえを敷いて
  ここに座りましょうという
  おべんとうよ、と
 ....
林檎が地面に落ちるように
名前がきみに落ちてきたのか
それともきみが落ちたのか
兎にも角にも
もはや後戻りは出来ない(と、思う
柔らかな髪の一本一本に
小さな指の桜貝に
きみの名前が刻印 ....
ドアーが開いたときにあなたはそこに立っていたのですか.わたしは気がつきませんでした、ドアーはいつ開いたのですか.ドアーが開いたときにはまだあなたはそこに立っていなかったというのですか.ドアーは誰によっ .... 焼き終ると
かたちはもうなくなっていた
まだわずかにのこっているだろう
最後の肉を焼こうと
熾火が立ち上がっていて
それはいのちの終りの
かがやきのようにも見えた

  (そして、骨だ ....
理来さんの自由詩おすすめリスト(656)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
河童もペガサスも- TAT自由詩1*11-11-7
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肉食- ……とあ ...自由詩12*11-10-31
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来ない- るるりら自由詩12*11-10-12
雨の唄- ……とあ ...自由詩711-10-11
サンデー- ペポパン ...自由詩7*11-10-7
運動会- yo-yo自由詩15*11-10-7
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【_掌_】- 泡沫恋歌自由詩8*11-10-5
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いち/にち- 乾 加津 ...自由詩8*11-9-27
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