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ぼくはぬいぐるみ
くまだよ
白いよ
いつも笑顔だよ

この家にきてから
二十四年
ぼくをこの家につれてきた
おじいさんはもういない
おととし星になっちゃった

この家にきてから
 ....
果てなく遠い道の中
私は歩く

私は鳥になれないから
その道を一気に飛んではゆけない
私は
私を飛び越えることはできない

私は風になれないから
その道を一息に飛んではゆけない
私 ....
大地には梅の花
赤い赤い梅の花
光をいっぱいに受けて
大地を彩る

花が開くと
なぜだろう
どこからか
喜びがやってくる

今の喜びがやってくる
今の喜びは今しかない
明日の喜 ....
何も書かれていないノートに
想いを綴る
真っ白な小さいノートの中には
えんぴつでしか書かれていないけれど
そこには
色がある
歌がある
風がある

とても小さな平面の上には
とても ....
今の生活から逃げたくて
花になりたいと
思った日はいくつあっただろう
それでも人として生まれたのだから
自分のどこかに
きっと
花があるにちがいない

一日中ずっと部屋にいて
星にな ....
あなたの心の手を広げてください
そして
風を抱きしめてください
ほら
やわらかい風が
あなたの微笑みに応えている
もしも
あなたが涙を流しそうになったら
ここに来て
大地に浮きましょ ....
坂を上れば風の里
力弱まり留まるも
風から風へ向きを変え
遠い空へと旅に出る

坂を下れば風の道
力の限り流れ出し
風と風とが重ねあい
遠い街へと旅に出る

目には見えない風の里
 ....
もしも空がなかったら
空よりも広い
夢を抱くことができただろうか
静かに流れている雲は
どこから来て
どこへ向かうのだろう

もしも星がなかったら
星よりも遠い
想いを馳せることがで ....
おいおい
もう座るのかい?
さっき歩き始めたばかりじゃないか
歩いているだけだぜ
走ってなんかいないんだぜ
上り坂もなかったぞ
第一
ここは道の上だぞ
座るとこじゃないだろ

普段 ....
君と僕はいつ始まったのか
知る前から
すでに知っていたのかもしれない
君と僕に始まりはない
いつも二人で一緒にいる

辛い時も
うれしい時も
気がついたら
いつも一緒にいる

君 ....
負けることの悔しさは嫌だけれど
勝つことの苦しさも辛いのかもしれない

負けてしまえば
一度はそこで終わることができるけれど
勝ってしまえば
今度も戦わなくてはならない
次も勝たなければ ....
風には{ルビ詩=うた}がある

時に哀しく
時に喜び
時に怒り
時に笑う

聞こえるだろう
空から降りてくる詩を
山々を越えてくる詩を
海を渡ってくる詩を
森の木々を通り抜けてく ....
もう昔のこと
ある国があった
その国の人々は
自分が良いと認めたものしか作らなかった
自分が気に入らないものは作っても全て壊した
自分が良いと認めたものしか使わなかった
自分が気に入らない ....
たとえその花が
どんなに綺麗であったとしても
どんなにあなたが好きであったとしても
だれもが知っている
だれもが持っている
どこにでもある花では
だれもあなたらしさが見出せない

人は ....
君の心は黄緑色なので
僕のようなオレンジ色の心とは
似合わない
もともと黄色は同じだったのに
どこでどうしたのか
君は緑と
僕は赤と
混ざっていった

もう黄色をいくら混ぜたとしても ....

白い風が吹く
冷たいがゆえに
人は温もりを感じ
人に温もりを伝える


緑の風が吹く
新しいがゆえに
人は命の尊さを感じ
人に命の尊さを伝える


青い風が吹く
活 ....
今は
モノが壊れ修理に出せば
直されるのではなく
取り替えられる
しかも悪い部分だけが
取り替えられるのではなく
まとまり全体ごと
抜き取られてしまう
使える部分の方が多いというのに
 ....
多くの詩が生まれ
同時に多くの詩が消えてゆく
誰にも読まれず
誰にも語られず
誰の心の中にもない詩は
もはや生きていない

生きている詩は
誰かに読まれ
誰かに語られ
誰かの心の中 ....
ここに書かれていることを読んでいる
これが君の現在
そして
ここに書かれていることを認識している
これが君の過去

ここに書かれていることは
まだ何もない
ここに書かれていることは
 ....
農家のおばあさんが
小さな乳母車に載せているのは
自分の畑で育てた花だった

生まれながらにして背が低かった
歳をとり腰も曲がってしまった
それでも車いっぱいに花を積み込んで
今日も花を ....
悩みのない生き方は
悩まないことに悩む生き方で
その悩みはきっと
その人を弱くさせてゆく

常に満たされない現実が
次の課題と向かわせ
今日の努力が生まれ
たとえ失敗しても今度こそと
 ....
雨に打たれた紙が
ぼくをじっと見つめていた
何の紙なのかは
わからないけれど
何かを言いたい気持ちが
そこにはあった

雨に打たれた紙を
ぼくはそっと見守った
何のためなのかは
わ ....
君の中の炎は
常に形が定まらず
消えることなくむしろ
どんどん燃え盛り
竜巻となって
全身を駆け巡る

その炎はいずれ
君の中の情熱を燃やし
そこから生み出される蒸気によって
君は ....
水が流れる
水車が回る
水が回る
僕は僕の血液で回る

風が吹く
風車が回る
風が回る
僕は僕の呼吸で回る

陽が昇る
地球が回る
陽が回る
僕は僕の意志で回る

星が輝 ....
好きなことは好ましいけれど
好きなことをしているだけでは
時間が進んでゆくだけで
自分は進んでゆかない

楽しいことは楽だけど
楽しいことだけをしているだけでは
身体が進んでゆくだけで
 ....
人は
他人の幸せはよく見えて
自分の幸せはよく見えない
もしかしたら
他人よりもずっと幸せなのかもしれない

だから
自分が愛する人を
自分よりも幸せにすることが
自分を幸せにするこ ....
今日一日を生きることで
精一杯だったので
寒い日だったことは覚えているけれど
空が透き通るような青だったかどうかは
わかりませんでした

今日一日を生きることで
精一杯だったので
温か ....
水素原子と酸素原子だけが
一定の割合で結びついてできた水は
確かに純粋な水であろう
綺麗な水なのかもしれない

では美味しいのか
答えは否であろう
純粋な水ほど美味しくない

ならば ....
彼は
勝つためだけに生まれ
勝つことだけしか許されなかった

勝つ論理しか与えられなかった彼にとって
勝ちとは
強いとは
定義や疑問をもつことすら許されなかった
彼は
勝ち続けること ....
時に逆らって
時計を上下逆さにしてみた
秒針の動きは変わらないので
結局
今日の予定が頭の中を過ぎてゆく

時に逆らって
時計を裏返してみた
時を見ることはできないので
結局
次の ....
ペポパンプさんのぽえむ君さんおすすめリスト(388)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
二十四歳のぬいぐるみ- ぽえむ君自由詩11*07-2-1
私は私でしか進めない- ぽえむ君自由詩11*07-1-31
赤と白の喜びと幸せ- ぽえむ君自由詩8*07-1-31
白いノート- ぽえむ君自由詩12*07-1-30
自分のどこかに- ぽえむ君自由詩11*07-1-29
翼を広げてください- ぽえむ君自由詩14*07-1-29
風の里- ぽえむ君自由詩9*07-1-28
もしも空がなかったら- ぽえむ君自由詩12*07-1-28
おいおい- ぽえむ君自由詩7*07-1-27
君と僕に始まりはない- ぽえむ君自由詩9*07-1-27
勝ち組の嘆き- ぽえむ君自由詩4*07-1-26
風には詩がある- ぽえむ君自由詩11*07-1-25
もう昔のこと- ぽえむ君自由詩10*07-1-24
人は花を探している- ぽえむ君自由詩12*07-1-24
君の心は黄緑色- ぽえむ君自由詩15*07-1-23
四季の風が吹く- ぽえむ君自由詩8*07-1-23
もしも心が破れたら- ぽえむ君自由詩10*07-1-21
詩は生きている- ぽえむ君自由詩12*07-1-20
ここに書かれている- ぽえむ君自由詩5*07-1-19
花売り- ぽえむ君自由詩14*07-1-18
悩まなければ強くはならない- ぽえむ君自由詩8*07-1-18
雨に打たれた紙がぼくを見つめていた- ぽえむ君自由詩11*07-1-17
心は熱く頭は冷たく- ぽえむ君自由詩8*07-1-17
僕は僕の夢で回る- ぽえむ君自由詩15*07-1-16
束縛が自由を創り出す- ぽえむ君自由詩8*07-1-16
自分の幸せはよく見えない- ぽえむ君自由詩9*07-1-15
精一杯の一日なので- ぽえむ君自由詩10*07-1-15
純粋な文章ほど美味しくない- ぽえむ君自由詩15*07-1-14
常勝することよりも上昇したかった- ぽえむ君自由詩8*07-1-14
時に逆らって- ぽえむ君自由詩22*07-1-13

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