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涙が流れる
横に伝う
耳の手前で止まる

涙が乾く
道になる
白い白い道になる

道は砂漠になる
白い白い砂漠になる
足が取られる

空はない
涙が代わりになろうとする
が ....
風が落ちた音がしたので
私の目は窓をみました

窓には装飾が施されていて
モザイク調の風が白く見えました

白く見えた風は
ただの空のかたまりでした

かたまりはしばらく白色になると ....
優しい歌は誰にでも降る
って
空が言ってました

本当?

なら、
あの子にも降りますように

今の空は水色で
すぅと雲が流れてる

この歌も降るのかな
水色と白の音

 ....
いちごのような空です
つぶつぶしています
あのつぶつぶは、何でできているんだろうね

つぶつぶは、やがてゆっくり落ちてきて
見えないように、頭の上に降り立ちました
「静かに。今種を植えるよ ....
水音、雪の降る体
その白い音、針の先です

柔らかさのデフォルト

時計が降る
音が降る
針が





みみずは濡れたままだまっていました
そうすることしか、できなかった ....
しまうまがいました
冬の夕方に現れるしまうまです
縞模様は、冬の夕方の青と電燈のオレンジ
わたしはその背に乗って、冬の夕方の匂いを嗅ぐのが好きです

小さくひかりました
冬の夕方にいた三日 ....
月がでているよ
青と夜の間にいるんだよ
赤は明日のじゅんび
巡るように運ぶじゅんび
雪が
雪が降ってきましたよ

小さく細く
灰色から

小さな
あの小さな私は
夜と泣いていたんです 夜と

大きくしゃくり上げても
夜に飲み込まれるみたいです

雪は
夜に ....
流れる青
ゆらりと空



昼過ぎる頃
水面のはためきは穏やかです
さりさりと 小さな冬は降りますが
彼はより一層 自由に空を

空と建物の切れ目
闇間にゆくまで

 ....
星を 光らせましょうか?





月色の道路をゆきます
音も無く
声も無く
ただ街灯の無い藍夜へ



灯りが少なくなるにつれ
夜の雪が薄藍に染まっていきます
雪と月が ....
その
青い腕が捥がれるような感覚はいつからだったでしょうか。
青い腕は空を飛び、地を跳ね、思うように風に乗れたというのに。

オレンジの世界は、私にはまだ明るすぎてうまく泳げない ....
白がそよいで頬をいく
ちいさなちいさな記憶をひとつ
タオルが静かに眠っている夜
気温は静かに穏やか
冷蔵庫から寝言が聞こえる


赤い秒針は朝を目指す
夜の道も迷わずに


コンクリートの熱を空に逃がす
熱い砂利も今は子供の夢を見て ....
木葉からもれる独り言を浴びる
風は羽をからかいながら、

ツートーンの一瞬

鳥が夕にけたましく鳴く
石瀬琳々さんのふくさんおすすめリスト(14)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
白い道- ふく未詩・独白207-3-29
連想カーテン- ふく自由詩407-2-27
降る歌- ふく未詩・独白4*07-2-8
いちごのような空- ふく自由詩6*07-2-8
廻り方の話- ふく自由詩8*07-2-6
買い物帰り- ふく自由詩5*07-1-24
ほら- ふく携帯写真+ ...6*07-1-19
夜、雪に、- ふく自由詩5*07-1-18
流れる空面- ふく携帯写真+ ...6*07-1-9
夜、星を- ふく自由詩4*07-1-8
対色- ふく未詩・独白3*06-11-1
いろ風- ふく携帯写真+ ...6*06-9-26
藍夜- ふく自由詩2*06-7-5
夕涼みの色- ふく携帯写真+ ...5*05-6-30

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