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メガネは目が見えなくなってしまった
どこに何があるのかわからない
手探りで記憶と慣れを頼りにしながら
必要なものを手にとるしかなかった
メガネにとって
目の前も頭の中も全てが真っ白だった
 ....
ふと降りた駅の
何気なく立ち寄ったデパート
入ると食品売り場

別にお腹もすいていなし
お土産にする気もない
通路をまっすぐ歩き
突き当たりそうなところで
出くわした
たった二段のエ ....
秋の日差しに照らされた
小さい花をただ見つめ
薄くて淡いその姿
はかない生を手で撫でる

やさしい土を踏み歩き
草の匂いか風が吹く
今だけ香るその世界
心とともに響きあう

空を流 ....
ただある花の
ただある自分
色は淡く
微かにゆれる

ただある空の
ただある自分
雲は薄く
静かに流れる

ただある時の
ただある自分
脈は弱く
僅かに刻む

見るもの全 ....
テストの開始のチャイムが鳴った
ぼくは集中して
問題に取り掛かった

気合が入る
これでぼくの進路が決まるのだ
このテストはぼくにとって
大きな闘い

ぼくは強かった
どんどんと問 ....
何の間違いか
朝にこの世に出てしまった
しかもよりよって
大都会の大きな駅の改札口にだ

どういう原理でなのかは
こっちにいる科学者たちでも
解明できていない

ともあれ
普段は生 ....
ぼくは詩人

実現とは次への目標への
起点でもある

今日もまた

夜の散歩をしていると
川に流れる月に出会いました

水面にゆらめく銀色は
ゆるく流れる水に洗われ
その姿は静 ....
ぼくは詩人

どんな願いも自分でしなければ
何も実現しない

今日もまた

夜の散歩をしていると
1つの星に出会いました

まわりの星よりもひときわと輝き
点滅しながら煌いている ....
ぼくは詩を書きたい

人は生きる中で悩み
生き方を迷い
時には誤り
生きていることに疲れ
苦しく病み
生きていくことに
背負いつつも傷つき歩む

そうだとしても
無垢な人生よりか ....
ぼくは詩人

人の情けは人の恩
日のよさは天の恵

今日もまた

朝の散歩をしていると
少女に出会いました

明るい陽の光は
白い帽子に

光に恵まれ
夢に恵まれ

心 ....
ぼくは詩人

共鳴は同情以上に
心に広がる

今日もまた

朝の散歩をしていると
不思議な玉に出会いました

野球のボールかと思う
大きさと白さ

やわらかい布でつくられた
 ....
ぼくは詩人

自分の自信に
うぬぼれは必要ない

今日もまた

朝の散歩をしていると
少女に出会いました

学校で自分の容姿のことを言われ
ひどく落ち込んでいる

そのショッ ....
ぼくは詩人

広大なマクロの世界
繊細なミクロの世界

今日もまた

朝の散歩をしていると
窓枠に出会いました

ガラスはなく窓枠だけ
両手で持ち上げ
そこから見えるさまざまな ....
ぼくは詩人

目で見ているのは実像
心で感じるのは虚像
なのかもしれない
実像は倒立だが虚像は正立である

今日もまた

朝の散歩をしていると
青空に出会いました

この空の下 ....
ぼくは詩人

孤独を感じたとき
それは自我への認識である

今日もまた

朝の散歩をしていると
少年に出会いました

1人ぼーとして
土がむき出しになっている
広大な畑を眺めて ....
ぼくは詩人

自分では新鮮な考えと思うことは
他の人も考えていたり
また昔から思われていることが
多いかもしれない

今日もまた

朝の散歩をしていると
猫に出会いました

ぼ ....
壺内モモ子さんのぽえむ君さんおすすめリスト(16)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
盲目なメガネ- ぽえむ君自由詩11*07-3-31
たった二段のエスカレーター- ぽえむ君自由詩6*06-9-11
ひたすら秋をしみじみと- ぽえむ君自由詩7*06-9-9
ただある自分- ぽえむ君自由詩8*06-9-5
試験中は誰もが哲学者- ぽえむ君自由詩6*06-8-31
朝に出た幽霊- ぽえむ君自由詩10*06-8-28
ぽえむ君−実現−- ぽえむ君自由詩4*06-6-28
ぽえむ君−願星−- ぽえむ君自由詩4*06-6-15
ぽえむ君−黙詩−- ぽえむ君自由詩8*06-5-30
ぽえむ君−天恵−- ぽえむ君自由詩3*06-5-17
ぽえむ君−香玉−- ぽえむ君自由詩7*06-5-11
ぽえむ君−自信−- ぽえむ君自由詩4*06-5-8
ぽえむ君−窓枠−- ぽえむ君自由詩7*06-5-6
ぽえむ君−青空−- ぽえむ君自由詩8*06-5-4
ぽえむ君−新生−- ぽえむ君自由詩8*06-5-2
ぽえむ君−玉響−- ぽえむ君自由詩9*06-5-1

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