http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=25997
この小文は、上記の続きです。
□等身大
湾鶴シュフ
http://po-m.com/forum/ ....
ひなはとうとう
自分が足をあげると
道路にはりついてる黒いかたちも
足をあげることに気づきました
ひなの世界にはまだ
「カゲ」という概念がないので
それは楽しい発見らしく
何度も足をあげて試してま ....
草あかり部屋の中までたちてくる盛りゆく
飯も腕も染まれり
(嵯峨花の家)
行きあたる程に飛び交ふ黒き蝶
幻想めきし庭に立ちたり
(嵯峨花の家)
....
《宿題は涼しいうちに済ませましょう》 お前の胸は痛むだろうな
ぢあぢあと蝉が鳴くのを外に聞く お前の胸は痛むだろうな
世を嘆き人を憎んで夢の中 お前の胸は痛むだろうな
....
明日、現代詩フォーラムの会議室『関西好きやねん会』のオフ会があるわけですけれども。。。
祖母宅に行きまして、
「明日、現代詩フォーラムで短歌とか書いてる人たちに会ってくるねんけど」
と
話 ....
言葉は、時々、海に似ている。ひとのそれへの扱い方が。
何でもかんでも投げ込んだり引っ張り出してみたりした挙句
何かあるや否や「言葉って難しいですね。」
ひとよ、それは言葉のせいなのか。
....
http://www.deletedimages.com/
撮影に失敗した写真を投稿してもらうサイト
おれも昨日教えてもらったばっかりなんだけど
ミスしちゃって捨てられそうなのと紙一重で感じ ....
ストーブの上に煮つまる匂いして
今宵は独り本に寄りゐる
支えゐる心重しと思ふ午後
陽ざしがいつか雪となりゐし
いやされし言葉を胸にあたためて
ショールに頬を埋めて帰る
....
凶と出よ地上百メートルの長箱
指紋消して他人の庭を跳ね歩く
港の突端あるいは渦巻くプランクトン
農夫立つ雨後の田舎に真っ黒に
近眼にクリーム自ずから尖る
シャツの下に死ぬ ....
扁桃腺腫らして臥せる吾が側に
苺食みつつ子等は饒舌
もの煮ゆる音も親しき独り居の
夜は気ままに猫の相手す
鄙びたる里を吹く風 豌豆の
からめる蔓をゆさぶりて過ぐ
くせのある ....
子等の留守 語る事なく夫と居て
硝子戸たたく雪を見てゐる
入試終え帰りきし子は降る雪の
中にレコード買ふと出で行く
ミニを着て鏡の前に立ちみれば
膝にかくせぬ年と知らさる
....
・2007-06-04
日本でガンマンになる覚悟かな
許可なんてあとで貰えば済む話
よく見てろ四番がここでバントだぜ
墓場ですそう言いながら誰か来た
出来るのはアコーステ ....
木の芽煮る 香を家中に満たしめて
仄な気息に浸る一時
柚の香のたつ厨辺に春の雪
硝子戸越しに舞い上がりゆく
咎むること胸にある日は釘までも
せんなきことに吾が服を裂く
雨の音聞 ....
一億年後も愛してるとかどうとか
気の長い話を歌いながら
家の前を中年の酔っぱらいが通っていった
一億年後のことなんてうまく想像出来ない僕は
一億年前のことを考えようとした
一億年前に ....
システム関連スレ3
[101]片野晃司[2007 06/06 07:15]
>ユーザー番号、ハンドル名
>文書番号、投稿者のユーザー番号、投稿日、タイトル
>ポイントを与え ....
鳥のため
おおきなおっぱいが
ほしいとおもう
春さかり
右のほうが
小さいと気づいてから
左おっぱいの下に
空袋があって
そこに鳥が棲む
とっととっとなくつがい
一羽とびた ....
ふと、べらぼうに草を刈りたくなった。生い茂った背の高い、エノコログサやオオイヌノフグリみたいな背の低い草ではない草を。
しかし今は夏では無いし夏休みでもないし。うちの地元はもう長いこ ....
・2007-04-14
このごろは平和が白く見えますね
錠剤の錠という字に諭される
東ハトは菓子屋なんだよなあ中田
百円で三分動きますけれど
尻尾にはピアスを開ける予定で ....
ハリエニシダ
遠しといえど難からず
近頃の人間は半袖というものを着ない
だから腕に掻き傷のひとつもないのだと
おじさんは言う
茂みを抜けた岬の荒れ地は
見通しはいいけれど
とお ....
自己欺瞞でも嘘でもアホでもうんこでもいいのである。はっきりいや不幸のどんぞこでもいいのだ。なんでもけっこう。鬱病失業借金に加えて、特定疾患の難病に逮捕、なんでもきやがれ(って正直なところ私にはその全部 ....
・
初夏の山は
いいにおいをしたものを
たくさん体の中に詰めて
まるで女のように圧倒的な姿で
眼の前に立ちはだかってくる
たまに野良仕事をしている百姓が
山に見惚れていることがあるが
....
人は数字ではない。東大合格者も戦争や天災での死者もしばしば数字で表される。だが人は数字ではない。とカッコつけといていきなり卑近な話になるけど、ポイントも数字じゃない。無論数字で表されるし数字で表すしか ....
灰に浮く花は崩れた春の迷彩
非植化物の黒い目をして這ってすすむ
風上を骨まで笑う羊飼い
槍たててみる砂場おなじモンゴルまで
無を紙で包んで馬の形にする
待ちびと来たらず鏡 ....
瞳孔に赤い花束しのばせて指揮棒で追う蝶の白さよ
シンバルの彼はスポーツ選手の眼、100mとか、なんかそうゆうの
部長から提案があります「なんでしょう」もっと白目を剥いてください
....
先に亡くなった文筆家の池田晶子はおおむね次のようなことを書いていた。
※例えばカルト宗教に入る人たち。たぶん、たんに彼らの何かが「弱い」ということではなく、やはり「理性の働きが弱い」というほ ....
私が野本京子さんの作品に出会ったのは
先日最終公演を迎えた、とある朗読集団に参加した時だった
「純粋かいだん」と「distance」と「深度」だった
一際目を引いたのが、「純粋かいだん」だった
....
シルクハットを鏡のなかに投げ入れると
鏡のなかのじぶんが投げ返してくる
さみしい 中年詩人の ひとり遊び
ある朝 いつものように あいさつがわりに
シルクハットを鏡のなかに投 ....
何も見えなくていいのだ
握りつぶしてきた虫の数を数えてみようったって
できない
地球の反対側の生き死にだって見えやしない
私は限りあるイキモノであって
書物だのインターネットだのが親切にも教 ....
カッコ悪くて何が悪い?
往生際が悪くて何が悪い?
歯磨き粉は最後まで使いきれ!
アイスコーヒーは最後まで吸い尽くせ!
残り少ないアイスコーヒーをストローで音を立てて吸うのは迷惑かもしれないが
....
母が縄跳びをしている
僕はしゃがんで回数を数えている
あんなに腰が痛い
と言っていたのに
背筋をピンと伸ばして
交差跳び、綾跳び、二重跳び
次々ときれいに跳んでみせる
既に数は百回を超え ....
渦巻二三五さんのおすすめリスト
(188)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
■シロン、の欠けラ(2)
-
川村 透
散文(批評 ...
5
07-8-9
カゲとひなちゃん
-
a/t
携帯写真+ ...
11
07-8-2
40P_「短歌2」より_〜嵯峨花の家_etc
-
むさこ
短歌
8*
07-7-22
お前の胸は痛むだろうな
-
鳥獲
短歌
9*
07-7-22
祖母のこと_2007年7月_〜_祖母からのメッセージ
-
北大路京 ...
散文(批評 ...
31+*
07-7-21
我に光あれ
-
小池房枝
自由詩
11*
07-7-19
Deleted_Images
-
黒川排除 ...
おすすめリ ...
5
07-7-19
31P_「短歌2」より
-
むさこ
短歌
9*
07-7-11
クトヌエアルカージ
-
黒川排除 ...
川柳
10*
07-6-27
22P_「短歌2」より
-
むさこ
短歌
16*
07-6-23
21P_「短歌2」より
-
むさこ
短歌
10*
07-6-22
雑句(2007-06-04〜2007-06-21)
-
若原光彦
川柳
8
07-6-21
17P_「短歌2」より
-
むさこ
短歌
6*
07-6-13
もうすぐ六億歳の妻
-
楢山孝介
自由詩
11*
07-6-13
ポイント獲得の傾向と対策
-
青色銀河 ...
散文(批評 ...
17
07-6-10
春とおっぱい
-
田代深子
自由詩
11*
07-6-9
草刈合戦
-
錯春
自由詩
1
07-5-31
雑句(2007-04-14、2007-05-27)
-
若原光彦
川柳
11
07-5-31
ハリエニシダ_2
-
「ま」の ...
自由詩
8*
07-5-28
この際なんでも面白がれ!あるいはパレアナ症候群
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
8+*
07-5-19
初夏
-
吉田ぐん ...
自由詩
43
07-5-17
ポイントは数字か?(親指1000字エッセイ)
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
13+*
07-5-17
あくむ
-
黒川排除 ...
川柳
7
07-5-11
青春狂想曲
-
たたたろ ...
短歌
10*
07-5-11
信ずるな、考えよ!
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カスラ
未詩・独白
5*
07-5-10
野本京子さんの思い出
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本谷 建 ...
散文(批評 ...
3
07-5-8
ゲームの規則
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藤原 実
自由詩
4*
07-5-8
初夏の森には秋の風
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佐々宝砂
自由詩
18
07-5-3
Never_Give_Up
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新守山ダ ...
自由詩
9
07-4-29
まぶた
-
たもつ
自由詩
30
07-4-28
1
2
3
4
5
6
7