看護婦に
なるならそうか
達者でな
医者を選べよ
金になるから
もの憂いのには もう飽きた

あかるいうたを 謳いたい






夜明けのまえが なお暗い

とはいえ わたしは しっている

こごったような 濃紺の

ぴちりとパ ....
男同士でなれあうと気持ち悪い
というメールを送ったら
関係が断絶したので
真の友人で無かったとわかった
偽者だった

多分重大なときにうらぎるから
先にあぶりだせてよかった
偽者だと
Oh,今宵 金星の真下に三日月が!

何と申しましょう
トルコの国旗を縦にして いえいえ
モーリタニアの国旗を藍で染めたよう
ちょっとした回教徒気分にございます
その贅沢な、可憐な様をどう ....
夢を超えろ

幻想を超えろ

遠き雷の震えより

山を裂き

川を砕く

古(いにしえ)の言葉あり

お前を打つ

俺を刺す

世界を奪え

大地 ....
ぽつりと兎
いびつなシルエット

雨水をくり貫いた一昨日から
恥ずかしい思いばかり

潰れた旅館の瓦礫をくべたのは
あのショベル あれが
やったんです

暗がりの冷たい埃や
月下 ....
今日は一日穏やかに過ごします
妻との口論はもううんざりです
今日は一日穏やかに過ごします

停滞する梅雨前線
発情期の猫の鳴き声
喉の渇き

包丁研がなきゃね
のこぎりの錆びも落とさ ....
道を歩いていて 石を踏んだ
ケロケロと音がした

石の下には蛙はいない
私の靴下の中にも蛙はいない
未だケロケロと屁をこいたこともない



ケロケロと

石か
やはり石が鳴 ....
女の声は殆どが水で出来ている


舐めとればそれはひどく甘ったるくて
お祭りの屋台で食べた綿菓子みたいに
口がべとべとになってしまうんだ


男の声は殆どが煙で出来ている


吸 ....
片足立ちのフラミンゴは
あんなに綺麗に直立不動
両足を使って立ったって
私の世界は揺れている。

にゃあ、と泣く猫の声に誘われて
軒下を覗けば
逃げ遅れた春が
六つの目玉で睨んでくる。 ....
古びた電話ボックスの中にあるタウンページに
妙な親近感を抱くようになり
気付けば少しおせっかいな人になっている
大量にばらまかれたレジュメには
不気味な挿絵が載せられていたけれど
その絵が示 ....
{引用=


 アウストラロピテクス〜はるかに
 ホモ・エレクトス〜さらに

 ひととひととを分かつ外的要因によって
 踏み出す一歩その一歩の歩幅の違いが決定的だとして
 ここまで
 ....
僕らはまた戦争に負けた
いつまでも生きていられると思っているのかい?
君は拒み続ける
でも僕はあきらめないよ
だって時間は過ぎ去っていくんだもの

僕は忘れる
大事なことを忘れる
昨日 ....
{引用=しにがみ達は安堵の笑みをもって軽やかに表面を撫でてゆく
次第に露になってゆくその裸体がすべて明らかになった時
私達は知ることをやめるだろう}

無知に臆病なライオン達が双眼鏡をもって立 ....
私の一生は恋人に添い遂げていたので
もはやこの世の全てに私はいない
とはつまり、恋人の視点から見た私は
恋人から遠く離れた生き者であり、
恋人が死を選び目をつむり呼吸を終えたそれから、
生き ....
いつもより遠出した散歩の途中
気がつくと僕は
古墳の前にいた
その古墳のことを
僕はそれまでただの自然の丘だと思っていた

『県指定史跡』と書かれた案内板に
黒い鳥が一匹だけ止まっている ....
涙のそれとは限らないけど
洪水が来ます
方舟の準備は出来ていますか

胸の中にはひとつがいずつ
悲しみと喜びと
なつかしさや可笑し味やら

小鳩たちのことも忘れずに
言葉が担ってくれ ....
{引用=
白く、鉄塔が、明け方の空に溶けこむ。昨日からの読みかけのページをめくるように、朝は、なめらかにわたしに降る。ここから失われたものなど、ひとつもないかのように、無音のまま、満ちていく。水を ....
「どうして君は走らないの?」とクラスの女子に聞かれて私はこう答えた。
「サンダルだから。」

私が通っていた小学校には
“ランニングをサボった人がいた場合は、その人の周りを走る”
という風 ....
 例えば地に足が着地したとして
 曇り空と背の高い建物の間に
 そっと手を差し入れることもできるし
 湿っぽいから霧を出してもいいし
 花のように丸くなることもできる
 後悔はな ....
駄菓子屋の側に置かれた自動販売機は
存在を知ったときからもうおんぼろで
お金を入れてボタンを押しても
蹴っても叩いても何も出てこなかった


お店を切り盛りしていた女主人は
存在を知った ....
明け方は残像、未来の癖に思い出みたいな余韻をはらみながら、「見えない壁」のパントマイムみたいに窓の所でこっちを見てる
FMのチャンネルからはハイドン、俺は一気に歳を食ったような気分に ....
少しだけあいてる窓から風が入る
それが今日の風なんだ
今 生きてる私の肌に
感じる今日の風だ

しなくちゃならないことにだけ
目標をあわせていればいいけど
少し上を見てみよう
真っ青な ....
タミフルをのみ
今年の中盤に弱々しく出た凶の文字を怨む

薬のせいで三半規管がおかしくなってバランスが取れず
しまいに心のバランスもおかしくなって珍しく夢ばかりみて
それはめったにみない16 ....
行く秋や忘れ物した児童達

阿蘇の秋時計の針が刻む恋
世の限りにおいて
たとえこの身を呪えども如何に他者を呪うことなどできようか
永遠の屹立 その美しさよ

愛はただそこにあるもの
その眼差しの重さよ 疑う由もなく
この身がやかれ灰になったと ....
夜はとめどなく凍り続け 
ミニカーで走る高速道路は閑散としている
星間トンネルを抜けるころには
シリウスが輝きを失って氷の塊が無数に路面を舞っていた

冷え切った心を包むのはアーガイルのセー ....
なにもいらない

きみが

そこにいれば

、と

宇宙にさまよい出た

あなたに

話しかける 初冬

桜 散り 素裸に

ミルキーブルーの空
濡れた足で汚してしまうとしても
恐れることはないはず
そう信じたくて
貴方に話しかけようとする

はじけてしまう言葉を
ただ見送る
見送り続ける

君の後ろ姿など目に焼き付けるものか ....
心を石にしなければならないときもある
そんな言葉を聞いて 今がそうなのかと
石になって押し黙っていたら
でくのぼうと罵られた

欺いたり盗んだり蹴り上げたり
でもそれは愛しているからなのだ ....
ネット詩の悪魔さんのおすすめリスト(116)
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理と迷信- 瑠王自由詩6*09-12-11
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船外機/胸の方舟の作り方- 海里自由詩209-12-10
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●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●- ひとなつ自由詩11*09-12-10
たおやか着地- 嘉村奈緒自由詩15*09-12-9
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