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無理矢理に詰められたことばは潰れ変型して漢字し放題。

ちくちくと手で書くと腱鞘炎になりそうな字画が刺すのです。

まるで袋詰め放題!三十一文字百円で大売り出し ....
誰もいない公園のシーソーでかたんことん魄とあそんでる。


ジャングルジムの上飛び降りて着地して弾ける魄まぶしくて。


砂場に書いた第一話さらさらと風に撫 ....
おりこうさん。
自慢の爪で硝子を掻いて、
してやったりと、
自画自賛。
だけど硝子は傷ひとつ、
付いてないのでおつかれさん。

窓の向こうのおりこうさん。 ....
きみが眠っている間に、
きみをゆるめる。
きみは包帯に巻かれていて、
包帯はとてもきつく巻かれていて、
ぼくはいつもゆるめたくなる。
自分がきらいで、
自分 ....
線香花火よりもはやく落ちるナホのナミダも効かない「あいつ」は、






知らない水着の跡「誰と。」とは訊かれず裸にされる太陽の下。



シー ....
嘘つきはもとめるように口を開く、
だから石を入れて縫いつけた。




キスしたければ唇のように目をあけてぼくを受け入れて噛んで。




さあ泣 ....
あたしは河だった。
両岸の、
親族と参列者を満たす河だった。
あたしは、
泣いて、
泣いて泣いて泣いた。
やがて涙は両岸に溢れ、
氾濫し、
洗い流した。 ....
ムーミームーをポケットに入れて、
雨の街を散歩する。
ムーミームーは雨の子だから、
ポケットの中は大騒ぎ。
雨が、
ぴちょりと歌うたび、
ムーミームーも歌い ....
午後からは雨なので、
傘を持っては出掛けなかった。
昼食の蕎麦屋から出ると、
案の定、
雨が降り出した。

色取り取りの傘が、
街に花開く。
わたしは蔓 ....
一。



どんな関係なのと、
訊かれたことがある。
からだの関係です。
そう答えると、
相手は押し黙ったっきり、
何も言わず、
泣いてしまった。
 ....
こころは、
ころころしたいので、
いまからころころしますけれども、
ここでころころしても、
いいですか。
ころろ、
ころがったりもするので、
ころころもあもあ ....
夜はぴちょん。
月はぬくぬく眠りこけ、
ぽっかりお口を大きく開けて、
しずくを垂らして、
ぴっちょんぴっ。

月のしずくはほろほろほろろ、
夜をすべって、 ....
ひとつのポケットにふたつの手を入れあたたまったふたり雨の日。




雨の日にはくりくりになる。
きみの髪くりくりするのが好きだった。


怒られるの ....
黙っているだけで、
聴こえてくるよ。
こんにちはこんにちは。
ことばさん。






道路工事の音リズミカルどどどどどど土曜日にはしないでね。
 ....
わたしは毎朝目覚めると、
あなたの前で尿をする。
下半身を突き出し、
あなたがそうしていたように、
尿をする。
わたしの尿は、
黄色かったり透明であったりす ....
妻が子を産んだ。
女の子である。
わたしの子ではない。
山神さまの子だと妻は言う。
山神さまの子は妻に似て、
肌が白い。
むずかると、
白い肌を紅くして泣 ....
わたしの妻は冷たい。
どれぐらい冷たいのかというと、
夜中に妻の躯の冷たさで、
飛び起きてしまうほどである。
そんなとき妻に触れていたわたしの部分は、
軽い凍 ....
と、
いうわけで。
この国は美しくなりました。
美しい国に人間たちいません。
美しい国に人間たちいりません。
だから人間たちみんなで食べました。
美しくない人間たち ....
発掘した漫画おもしろ過ぎて続きを探して掃除続かず。




「あそこに手が届く?。
 わぁ!足も届くんだ!。
 すっごいねー。」
おだてられました。

天窓 ....
一夜一矢の矢を番へ射る夢見る夜やがて微睡む赫の朝。



尽きる矢は在れ夜は無く夜を番へば果ても無く続く夜とは。



明けぬ果てには矢を番へ射りて殺ししおんな ....
ゆきの「ゆ」が角ばって見える、
さむい。
屋根裏部屋は、
雪色吐息。




みかんはこたつで甘くなる。
ならばとりんごも並べてはみたが、
はて。


 ....
こんこんこん、
こーん。
と、
ルートヴィヒはかく扉を叩く。
はやく冷めますよ。





ブラームスの掛かる部屋で、
クララとお茶を。
いえない恋もあ ....
「螺子を一本抜いておきました。」

きみが夕べ、
夢でそういったので、
あたちの今朝は、
すこち壊れている。

こら笑うな。

「ちんでちまいたい。」
なん ....
お空がこおると氷が降るの。
さみしくさむいの。
お星に還るの。

傘を広げて、
「こーるさいん。」
こおったお空には届かない。





こごえるの。
 ....
もう、
くもくもくもくもくもー雲ばっかり!。
お空なんて裏返しちゃえ!!。

お空をくりりん!。
お星さまが恥ずかしそうにお尻を魅せています。




やー ....
取り急ぎ、
申し上げます。


(中略。)


そうしてぼくは、
きみよりお年寄りになって、
しまったのでした。

だから。
いつか向こうに着い ....
ふゆのめだまはゆめみるめだま。
ふゆらふゆらと、
ふねこいで、
ゆめやゆめやと、
ゆめをみる。


つめたくなったら、
めをとじて、
まぶたのなかで、 ....
親愛なる、
あなたさまへ。

あなたは何時の夜も、
肝腎なことをはぐらかされます。
わたくしがどれだけ歯がゆい思いをしているか、
よくご存じのはず。

 ....
床に線を引いて、
彼女は国境を決める。
彼女はとても怒っているので、
とっても横暴に決める。

彼女は地図を作ったので、
ぼくらの部屋は地図になった。
彼 ....
一片のことばに、
色がなくても、
それでいい。

一編の詩として、
彼らが息づいていれば、
それでいい。

どんなに醜い、
汚物であっても、
それで ....
Rin.さんのPULL.さんおすすめリスト(47)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「_たんかをきる。_」- PULL.短歌2*08-9-22
【短歌祭参加作品】「_黒水公園にて。_」- PULL.短歌5*08-3-17
「_おりこうさん。_」- PULL.自由詩2*08-2-19
「_ゆル。_」- PULL.自由詩14*07-9-13
「_ナホとナミダと涙と、夏。_」- PULL.短歌2*07-8-24
「_溺れる魚はきみかもしれない。_」- PULL.短歌8*07-8-18
「_泣いて、泣いていない。_」- PULL.自由詩18*07-7-13
「_ムーミームー。_」- PULL.自由詩15*07-6-21
「_午後は雨。_」- PULL.自由詩13*07-6-13
「_人魚の涙。_」- PULL.自由詩13+*07-5-26
「_こころころ。_」- PULL.自由詩13*07-4-28
「_夜はぴちょん。_」- PULL.自由詩10*07-4-2
「_雨後のふたり。_」- PULL.短歌14*07-2-18
「_おやすみさん歌。_」- PULL.短歌9*07-2-16
「_鬼妙な果実。_」- PULL.自由詩10*07-2-11
「_つめたい家。_」- PULL.自由詩12*07-2-6
「_つめたくて。_」- PULL.自由詩10*07-2-4
「_美しい肉造り内閣。_」- PULL.自由詩6*07-2-1
「_おそうじですか?もけけけレー。_」- PULL.短歌3*06-12-30
「_四夜。_」- PULL.短歌3*06-12-27
「_雪色吐息。_」- PULL.短歌8*06-12-24
「_音想茶話。_」- PULL.短歌7*06-12-21
「_こわちたのよっつめ。_」- PULL.自由詩6*06-12-19
【短歌祭】「_さみしくさむいの。_」- PULL.短歌9*06-12-16
「_お尻とお空とお星さまって、たっこ。_」- PULL.短歌8*06-12-16
「_はっぴー・ばーすでー、とぅー・みー。_」- PULL.自由詩18*06-12-13
「_ふゆめだま。_」- PULL.自由詩15*06-12-13
「_血信。_」- PULL.自由詩10*06-11-20
「_まっぷす。_」- PULL.自由詩23*06-11-16
「_わたしの詩。_」- PULL.自由詩19*06-11-15

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