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真上から一直線に射す光
眩し過ぎる
けれど見開き続ける
岩陰から動かない
考える人とモアイ像のあいだみたいな固まりかたで
咲きはじめた雑草の花を踏みつけながら
土の「そこに ....
眼に焼きつけし昏き銀巴里アバンギャルドはノスタルジーに
あるいは「執着の向かう先、発火点」
1 嚆矢 あるいは 発芽
もし私が
あんなところに
あんなかたちで
登場しなければ
知らなくてよかったのかもしれない
なにも知らずに ....
プルルルル‥
あ、美玖からだ。久々に何だろ?
「アキ?おひさ。げんき?」
「まぁ・・ね。ミクは?」
「(^皿^)v」
「だ、ろうな」
‥らしいな
…
美玖からおもむろ ....
しがない画学生の俺
某画材屋の隅で見つけた
300ml、1300円の絵の具
価格に目がぶっ飛んだ
(手が出ねぇ・・)
財布の中には300円しかない
おまけに通帳は空っぽだし ....
朦朧とした
意識の中
現れる
手。
それは
こちらを
招んでいるのか
あるいは
退けているのか
判りかねる
動きをしていた
《どっちだろう?》
ふい ....
すなでつくったおしろ
おおきいな
うれしいな
でもね
かんたんに こわれてしまう
かんたんに。
ずっと
そばにある
そばにおいてる
モノ。
色付きの
ちり紙すら
捨てられない
捨てたら過去の
記憶すらなくなりそうで
イヤ。
溜まり溜まった
大きな山と
....