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なぜ君に関係したものにしたんだろう
だから忘れられない
明け方はうっすら寒くて
冬はたしかに存在することに震える
バス停をさかさまに読む
君のくちびるに冬がくる
片方の手袋を
置き忘れた日曜日
ぼくはこの交差点で
ちいさな水たまりを跳ねた
さよ、な ら
たりない空白は
君 ....
潮飴は砂糖と海水1:2 沖波駅の名産品です
灯台の指令届かぬ海底に誰かが飛ばした風船のくず
「鼻血ってなんだろうねえ」「なんだろね」しゃべるクラゲの触手は赤い
「 ....
オレンジの綴り忘れて青空のふりをしている北ロータリー
君はこないからブルーだらけの部屋にして海に還っていった泣きむし
レッドアイとまと嫌いの君に似ているからレパートリーにいれよ ....
口笛で呼んでください思い出を真昼の空に漂っている
だれひとり走りつづけることやめぬ屋上からみた校庭スロット
きのうより遠くでそよぐ口笛がきこえるならば、きこえるならば
新学期一番乗りね教室は夏のにおいが残されたまま
窓際の花瓶は乾いて夢をみる須磨の浜辺のなみうちぎわの
正門にこっちを向かない君がいて転がりはじめるびぃだまのうた
ささくれだった赤土に
ひょろりと一本伸びた草は
悲しみへの道しるべのようだった
足が痛い
靴は山肌を滑って
僕は赤土に染まったのか
赤土を染めたのか
渇いていることが大人ならば
....
窓ガラス流れる星を真似てみた雫が泣いて光る十五時
五月雨の最後の粒がしがみつく「ぼくはここにいたかっただけの」
なんとなくって
あまり好きでないことば
でも毎日使うことば
なんとなく好き
なんとなく幸せ
なんとなくつかれた
意味なんて考えたことはないし
意味なんて
どうでもよかった
き ....
砂が舞う
晴れた日ほど景色が白む
風のせいでもなく
冬のせいでもなく
グラウンドから逃げ出したい
砂のせい
砂が舞う
口に入る違和感
砂のせいだ
景色が、白い
Rin.さんのアイバ シュウさんおすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
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アイバ ...
自由詩
4
09-9-16
林檎
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アイバ ...
自由詩
5
08-12-10
【短歌祭参加作品】_海のおはなし
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アイバ ...
短歌
6
08-12-2
からあず_2
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アイバ ...
短歌
2
08-11-20
口笛がきこえる
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アイバ ...
短歌
4
08-10-21
びぃだまのうた
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アイバ ...
短歌
3
08-8-28
赤土
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アイバ ...
自由詩
3
08-7-3
ぼくはここにいたかったんだ
-
アイバ ...
短歌
2
08-6-2
なんとなく
-
アイバ ...
自由詩
4
08-5-27
砂
-
アイバ ...
自由詩
8*
06-11-28
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