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ルーズな踝はいつのまにか姿を消し
タイトな紺色が街を闊歩する

こんな横並びを欲する時代だからこそ
曖昧なままでは許されないと言わんばかりに
膝上近くまで引き上げられた紺色に感じる息苦しさと ....
多摩川に架かる鉄橋を渡りきる頃
メールの着信を知らせる携帯の光が走る
両親も恋人と認める彼からのメール
簡潔な朝の挨拶に優しさ溢れる短いことば

先輩は幸せ過ぎるから

傍から見ると憂鬱 ....
春は優しい素顔を何処かに隠し
コートのすそにまとわりつく
うつむいて
泣きべそかいているのは誰のせい


そんな街の片隅でも確かに芽生える
やるせない泣きべそ顔の奥で
見つけたもの
 ....
たかがでは済まされない地平線に
ひとり佇み
夢は夢のままで
あるべきことを求められ


目覚めのときは何時も
偶然を装っては
ありのままの姿を
目の前に突きつけてくる


くる ....
麒麟さんの恋月 ぴのさんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ルーズアンドタイト- 恋月 ぴ ...自由詩19*08-1-24
確められないひと- 恋月 ぴ ...自由詩31+*08-1-12
ふわり感じるもの- 恋月 ぴ ...自由詩20*06-4-8
夢の殻- 恋月 ぴ ...自由詩15*06-3-25

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