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歩くたびに少しずつ体が削れていく

どうか私の後ろについてきて
足跡を全て消して下さい
私が小さい粉になって
消えて無くなるまで
私の後ろについて

青い空に押しつぶされて
夜へ逃げ ....
わたしにんげんじゃなくなったから
たべなくてもへいき

みていてイチキロやせるから
ニキロ
サンキロ


ロク
シチ

わたしにんげんじゃないから
ぜんぜんへいき


 ....
町中の人びとは耳から点滴をぶらさげ
線路の上は魔女で賑わい
雨がふれば毛取りおばばは仕事にはげみ
こんな世の中だからか
私にも不思議な力が宿ってしまった

思いもよらぬ電話が入り
会うこ ....
世界中のぬけ毛を集めたら
いったいいくつのコートが出来るかな
そんな仕事をしているのは
世界にたった一人の毛取りおばば

毛取りおばばは寒がりだから
地球に毛の生えた生き物が現れてから
 ....
ああ寒いね暗くなってきたし
風が入るね
まあ待って、おじさん違うのよ
おじさん違うのよ
ただのおじさんよ

まあ、
どうやっても二十五分は電車は来ないから、
おじさんの話聞くのもいいも ....
きっちりきっちり巻いたのに
はなれてみると優しく見える毛糸だま
早く終わらせたくて必死だったのに
もう少しで終わりと思うと
何故か腕に鍵が掛かる

はやくはやく巻き終えて
マフラーと手袋 ....
こめさんの長谷伸太さんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
消滅願望- 長谷伸太自由詩109-5-24
わたしににんげんがかえってくるとき- 長谷伸太未詩・独白307-7-6
桔梗、枯れた- 長谷伸太自由詩106-12-17
偉大なる毛取りおばばの仕事- 長谷伸太自由詩106-12-15
おじさんの魔女- 長谷伸太自由詩506-12-14
まだ、夏かと。- 長谷伸太自由詩606-11-22

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