君にとって次の場所が
楽しい場所になるのか
厳しい場所になるのか
まだわからないけれど

君ならなんとかするはずだよね

見送られるよりも
見送るほうがいい

君の姿が見えなくなっ ....
しゃらしゃらと
粉雪が風に渡る音
鈴の音も高らかに
朗らかな笑い声が
こだまする

雪山が呼んでいる
動物のアシアト てんてんてんと
梢からがさっと雪帽子が落ちる音
真っ白な ....
少しだけ
夢見るように
呼吸してみる
赦されているかどうか
確かめるために

わたしたちはすべて
結ばれていない
それはわかっている
結ばれることはない
それも
わかっている
 ....
人は幸せを追い求め、続け
得た物は何も無いと、思い続けている

幸せは季節の変わり目に少し顔を覗かせ、微笑みかけてくる
心地好い風と共に、安らぎをあたえてくれる

暑い頃には、動きを奪い
 ....
いつだって 嫌な顔ひとつせず 私の話を聞いてくれて

私が勝手な態度を取っても 必ず優しく怒ってくれて

泣きたくて泣きたくて 辛い夜も タイミングよく 連絡くれたり

貴方がいないと 私 ....
 近所の子供と久しぶりに全力疾走した
 
 はぁ はぁ はぁ

 寒い夕方白い息が舞いあがっていく

 変な走り方だと言われた

 少し小遣いをやった

 子供はおっさん おっさん ....
さあ、こっちにおいで
ここ、空いてるよ
ボクはボクが好きになったあなたの幸せを心から願う



あなたはボクの分まで幸せになってね

世界で一番幸せって言える幸せをつかんでね







 ....
短い間の出来事に
こんなに心揺すぶられるとは正直思わなくてでも

やっぱり1/48じゃなくて1/18は
大きいと思う

大人なんかよりも、ずっと短い時間しか生きてなくて
だからこそ、子供 ....
私があいている時は
あなたは忙しい

私が忙しい時は
あなたはあいている

休みの日重ならないね
いつからだろう
いつから逢っていないのだろう
随分逢っていない気がする

本当に ....
聞き慣れぬメロディーが
不意に耳を訪れ
きみのケータイを発見せり

外出先で気付いたろうか
今の電話は急用かな
届けてほしいと言うだろか
どうしてくれよう
白いフレームが
こっち ....
錆び付いた夜
カタカタと軋んだ音をたてて
綴られていく 砂色のあした

バラバラと崩れていく 
哀悼の鐘の音

脆弱な信頼の鎖を断切った いま

かさぶたが 癒えるよりもすぐ ....
手と手が触れ合わないだけの理由が
夥しくて
冬は、一層
失いやすいものから失ってゆく
自然な成り行きだと、して


ほら
はらはら
葉がアスファルトへ ....
大切なコトってなんですか?

と聞かれたら

あたしは自分が満足する事かな

と答える

ベタで、性善説に寄りかかった

あまちゃんな考えだけど

やっぱり

自分 ....
君の中には
真っ赤な情熱がある

君に迷いはない
ただひたすらに
赤のインクを出している

君に迷いはない
なくなる覚悟で
捨てられる覚悟で
赤のインクを出している

ただ ....
ずっと体を持て余して

どこかにいる片割れよ

こんな風に、何か足りないと

ひとりもの憂さに浸るの










寝返りでたわんだ私の髪も開い ....
明らかなこと
二人が愛していたこと
言葉がなかったこと
羽交い締めにされて殺されたこと
ぶらんこは
すすまない

すすんでも
もどってくるから

たのしい



ぶらんこは
うたう

きーこきーこ
へんなこえで

うたう



ぶらんこは
さみし ....
グリーンのセーター
さわりごごちがあんまりよくて
緑のなかにとけだした
だれもいない朝の公園
雨上がり
ぬれそぼるベンチ
とぎれっぱなしの会話

胸のアルファベットも
ばらばらになが ....
他人に優しいって事は
自分にも優しいって事かな
君に優しい顔を見せるたびに
僕は自ら犯した罪を
古いものから順に消し込む



過去に犯した罪を贖う為に
君の気侭な振る舞いにも優しさ ....
− に − を掛け合わせると
+ になる

でも

− のこころに − を掛け合わせても
おそらくは + にならない


こころって難しいかも
日常の、ふとした一瞬に、かすめていく

まだこんなにもおぼえている

まだわすれていない

気持ちの表面は、ぬりかえられた

記憶のすべては、遺伝子まで書き換えられたよう

わ ....
薄荷煙草の火も消さぬうちに
十二月が階段を上ってきた

(マフラーの準備をしなければ冬は来ない)

身勝手な先送りを
誰か聞き届けるはずもなく
暦の挿し絵は 赤 緑 白

聖 ....
白いチョークで
道路にドアを描いている

白いチョークでは
どんなものも白く描かれるから

羽を描いても
飛ぶための空が描けない

だから僕は
ドアを描こうとしている ....
 軒下に掛けられた鉢植えを
 風が巻いた
 アスファルトの上に敷物をして
 わたしたちは寝そべった
 あなたの腕に敷物の痕が残っていた
 日曜日
 時間もまた渦巻型をしている
 飲みかけ ....
待ち合わせした繁華街の一角
まるで笑わない君をはじめてみた
僕の胸は既に鼓動を抑えられない

あれ?どこかでお会いしたことはありませんか?

消えた彼女を追って僕は旅をした
昔と同じよう ....
たしかめるように

しずかに しずかに

指をきりとる

子供だったのね 貴方

追い詰めたりしちゃいけなかった

鳴くのは休日だけ

あとにはいつもの顔

それでいいの
 ....
混沌と虚無

襲い来て

僕の意味奪う

超えられぬ

実存

薬の白さより

冷たい雪が

僕の心に降り注ぐ
炭酸の泡

コップの汗

小さな心の傷

夏の終わりの空

遠くの電車の音

蝉の鳴き声

気温32℃の残暑

扇風機の風

何一つ足りない物

ないのに

寂 ....
メモ帳を開けて
売り上げを認める。

肥大した大地で
クシャミしながら
朝来た道を辿るので

ギンガロン ギンガロン

はみ出し野郎が目を覚まし
冬の浜辺で貝殻を踏み砕く。
renchuさんのおすすめリスト(369)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
次の場所- とびまる ...未詩・独白3*05-12-7
*白銀は招く*- かおる自由詩7*05-12-7
希望- いとう未詩・独白605-12-7
四季の色- ポンテク自由詩1*05-12-6
瘡蓋- 蛙の子自由詩2+05-12-6
全力疾走- 炭本 樹 ...自由詩6*05-12-6
温もりの一言- ポンテク自由詩2*05-12-6
幸せ- 柚姫自由詩105-12-5
1/18- ことは自由詩3*05-12-5
逢えない二人- 夏川ゆう自由詩105-12-5
忘れもの- 銀猫自由詩11*05-12-5
*あしたは*- かおる自由詩7*05-12-5
馴れ初めない冬- A道化自由詩605-12-3
*自己満足*- かおる自由詩5*05-12-3
赤ペンの鼓動- ゆうさく自由詩105-12-2
人肌- 小宮自由詩1*05-12-2
無題- あおば未詩・独白2+*05-12-2
ぶらんこ- 043BLUE自由詩505-12-2
グリーン・セーター- ZUZU自由詩505-12-2
優しい関係- 恋月 ぴ ...自由詩28+*05-12-2
思考- FUBAR自由詩3*05-12-2
こんなわたしをゆるしてください- 逢坂桜自由詩4*05-12-1
十二月- 銀猫自由詩8*05-12-1
白いチョークで描いたドア- ベンジャ ...自由詩7*05-11-30
日曜日- アシタバ自由詩305-11-30
遠くから見ている- Yuno未詩・独白305-11-30
届かない距離- りょう。自由詩1*05-11-30
鬱病Ⅱ- たかよし自由詩6+*05-11-30
残暑- たかよし自由詩3*05-11-30
メモ帳- あおば自由詩4*05-11-29

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