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女は宛ら 一室の部屋だ
好きな男好みに 設(しつら)えられた
日々模様替えする 夜々配置換えする
九十九を過ぎた婆さえも 「あれまあ不思議!」と云うような
女は部屋の 一室である
想い人あら ....
さあ 風よ どうぞ 吹いて来て下さいな
あの懐かしき日の夕べの面差しのまま
少し寂れた けれども優しい雰囲気と
そして たおやかでしとやかな その仕草で
わたしの両肩に止まって見て下さいな
....
疑惑が影のように付き纏い
例え太陽が不実の濡れ衣を押しつけようとも
もはや私は何も云うまい
風のように草原を渡り
波のように寄せて行く
無口な一つの現象のように
ただ行動のみで
わた ....
ひとはみな
さみしいひと、なのです
おんなのひとは
心の慰みに 明るい色と楽しい柄で爪を華やがせ
さみしい心が賑やかになった気に なりたいのです
埋まらない心の物悲しさを知って ....
わたし わたし!
私は わたし わたしは!と
主張したがる 私なのだが
わたしは 小さく わたしは 未熟な
ただの土くれ
それに過ぎない
私は わたし わたしは!と
叫んでいた ....
THANDER BIRDさんのきりえしふみさんおすすめリスト
(5)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
女という未知
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きりえし ...
自由詩
17*
06-7-19
良き思い出に告ぐ
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きりえし ...
自由詩
13*
06-6-23
伝説
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きりえし ...
自由詩
9*
06-5-15
ひと
-
きりえし ...
自由詩
7*
06-5-1
我ら土くれ
-
きりえし ...
自由詩
9*
06-4-28
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