すべてのおすすめ
午後の陽射しがビルに反射して
僕の全身をくまなく照らす
焼け付くアスファルトの上を上手に歩く
日陰だけを探して帰る小学生
公園ではブランコが哀しく揺れている
作りぱなっしの砂の ....
例えば子供の頃戦隊ヒーローに憧れた日
友達と役職を分け合ってもいつも悪役だった日
悪役はいつも死んだフリをするだけ
必ずヒーローは悪役を踏み台にする
僕はあの頃のままで誰かの踏み台なの ....
私の祖父は今年で八十半ばになった
少しは名の知れた人物だったが今は違う
痴呆を伴い記憶が錯乱している
{引用=
記憶とは大きな水溜りであり
{ルビ情報=いきること}は雨の様に降り続く中を ....
精神科に通い続けて一年半ば
毎月高い薬を得て生きている
入院を勧める医者
入院を拒む僕
それが病気の一種
境界性人格障害を抱えている
関わりを持つ人を傷付けて舐めて癒す
写り ....
クルリ クルリ
傘を差しながら自転車を漕ぐ学生
すれ違ったときに傘からの水滴が私に当たった
少しだけ頬が濡れた
パキパキ パキパキ
小枝は音を出して割れる筈なのに割れない
少し ....
壁に掛けられたピアノの旋律
打ち寄せ返す波のような心地良さ
雨上がりの夜空は憂いを帯びて
流星群から一つ離れて泳ぐ
ボクはナニヲすればいいの?
一匹狼にバウリンガルを使うとこう言 ....
部屋から見た景色
無機質なビルの壁
手を伸ばせば触れてしまう
南側の窓から見た景色
単調の中の複雑な構造
到底真似なんて出来ないだろう
カンバスに描いている
この部屋から見える景 ....
THANDER BIRDさんの海月さんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
一週間_ー月曜日ー
-
海月
自由詩
2*
06-7-10
二十世紀のヒーローは涙を流して戦う
-
海月
自由詩
1*
06-6-29
「記憶の水溜りと祖父の手紙」_海月と雨宮一縷
-
海月
自由詩
4*
06-6-7
唐突に見上げた月は綺麗
-
海月
自由詩
4*
06-6-5
雨天の散歩
-
海月
自由詩
1*
06-5-7
想像過程
-
海月
自由詩
2*
06-4-30
カンバス
-
海月
自由詩
2*
06-4-22
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する