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やっとのことでぬくもった指が
水にふれた
気がした


また凍るのか


雪の味をいつまでも
いつまでも憶えていて
そういえばそれはひどく愛しかった

はるか上空から
落ちて ....
ひとつひとつに
名前なんてなかった
きみだけが知っていた
美しい世界
神さま
ねえだから
きみは神さま
みんながうまれたときに
さいしょに泣いてくれたのは
きみだったな
あわくする ....
ゆるされない原色のスニーカーをはいて/きみは逃げる。
閉ざされた校門をぎい、と引いて赤錆にふれる。
チャイムを背中に叩きつけられながらそうっとすきまを抜けていく。
クラスメイトの顔はも ....
水中ではうたもうたえない
だけど泣いたってわからない
ささやかなゆれはわたしの体温になって

さかなたちの集うよるがくれば
ふやけた指先からあふれていく
あらゆる目線の延長上 ....
千波 一也さんのアオゾラ誤爆さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
処女雪- アオゾラ ...自由詩1008-1-3
神さまとさよならする日- アオゾラ ...自由詩3607-12-20
かぜになる- アオゾラ ...自由詩907-9-22
肺をみたす(水葬)- アオゾラ ...自由詩2507-8-17

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