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星の瞬きのような街の灯を
高台から見下ろして 綺麗だとつぶやく人々がいる
このひとつひとつの灯の奥には
飾りではない 本当の

それはつつましく
されどしたたかに


幸せや
 ....
 
きれいな唇が
閉じたり開いたりするのを
ぼんやりと見ていた
たぶん君がなにを言っても僕には解らない、聞こえない
同じ空間にある別の世界に
二人は住んでいる

君は僕を見つめている
 ....
 
風呂上がりのヘルスメーター
体重の増減よりも
脈打ちで震える文字盤に
くぎ付け

(生きてるんだ
 ねぇ
あなたがその腕力で私の身の自由を奪うのなら
私はこの言動であなたの理性を狂わせてみせる

あなたが言葉巧みに私を操ろうとするのなら
私はそれに乗ったふりをしてあなたの征服欲を嘲笑ってみせる ....
 
冷蔵庫のせせらぎが
耳につくほど
今夜 静かな孤独を味わおう

見たもの聞いたことが
まったく無駄になるほど
自分の鼓動を感じていよう


気がつけばいつも生活は
まるで ぬ ....
貴金属コーナーに群がる高校生は
鼻で笑えたけど
たくさんの買い物袋を両手にさげて信号を待っている中年夫婦を
バスの中から見た時
手袋をはいていない手も
雪の上での足踏みも
会話からもれ ....
千波 一也さんの夜景さんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
生活- 夜景自由詩206-1-17
フォリナー- 夜景自由詩405-12-24
ヘルスメーター- 夜景自由詩305-11-7
女性上位- 夜景自由詩205-10-27
冷蔵庫のせせらぎ- 夜景自由詩105-10-2
家に帰ろう- 夜景自由詩305-8-24

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