わたしが詩を書かなくなったとき
どんな空が
わたしを迎えてくれるだろう

わたしが詩を書かなくなったとき
すべてのことばは
わたしを許してくれるだろうか

わたしが
終 ....
生きるために必要なものは、多すぎる。
死ぬために必要なものは、もっと多すぎる。
   とんぼ (あか)       とんぼ (朱)      とんぼ (あかよ)






      蜻蛉 (あか)      蜻蛉 (あか)     トンボ ( ....
見えるもの 見えないもの
あなたの大事は一体どっち


いつからか 見えるものから逃げ隠れ
見えないものには気づかず やられ
今を否定し 明日を見てた

受け入れるのが怖かった
理想 ....
モノトーン


叫びたい衝動を 力に変えて
ペダルを漕ぐ 真夜中
誰も居ない道路 中央 白線の上
疾走する 切り裂く風を肌で感じる
その時だけは 素直になれる

どんどんペダルを踏み ....
色を重ねました
あの人に合うように
あれに合うように
あそこに合うように

そもそも その 最初は白かった 紙に
はじめに 鉛筆で 何の輪郭を描いたのか
下書きを
覚えて ....
まるい月がきれいで
銀のスプーンに いっぱい
きらきらと


甘い匂いが広がる、夜


ブルーベリー色の空を

 すくうフリをして
  
トーストに 魔法をかけてた
     ....
誰かが殺されるのは

君が眠りこけている時刻か

君が何もしなかった時刻

君はナイフを持たずに

人を殺せる

{引用=代替案を提示せずに「戦争反対」と言わないで下さい}

 ....
私小説というものがほぼ死に絶え、小説はエンタテイメントとして書かれ・読まれ・消費されるものになって久しい。それに対して、詩というものは、未だに“私詩”とでも呼ぶべきものが大半を占めているように思える。 .... 昨日までは夢だと言う
あなたは夏に向けて静かに融解していく
水をたっぷりと含んだ世界で
それはとても自然なことのように


梅雨の中にいる
紫陽花が咲いた


午後にゆっくりと傾斜 ....
瞬き一つで
百の竜巻と
千の地震が起きるくらい
長いあなたのまつげ
震わせて
百万の津波と
いちおくの洪水
引き起こす涙で

「心配になるくらい好きだった、たまに
それしか出来なく ....
テンポの良い曲を聴いていると
自分も空へ飛べるような錯覚に陥ります
踊る歌声は何処までも空に舞い上がれるから
時々眩しくて目を細めます
さよならと
何度呟いた事でしょう
何もかも置き去 ....
もぅ つかれちゃった

ぼくはなにもできないのに

みんな、きたいをかけてくるから

ごめんね おかあさん おとうさん


そう言い残して

四葉のクローバーは自殺して


 ....
静。        動、        動、
    静。      静。         動、     静。        静。
動、      静。       静。
          ....
結婚したてのころ
奥さんがバスンバスン布団を叩く音を聞いて
親のかたきじゃないんだから何もそんなにまで
なんて思ったけど
十年目に
「布団は親のかたきなの」
衝撃の告白
親のかたきに ....
蝉が時雨れている8月の
呼吸がぴたりと止まる時がある
子供達は公園でぶら下がっていて
突然の静寂にゆれている

初めてついた嘘はどこへやったかと
懐かしい引き出しをひっくり返すと
初めて ....
風が私の輪郭をなぞる
私は風によって顕れる
その刹那
私は世界だ

世界が終わるとも
声は続く
風の意志は続く
世界は風によって名付けられ
名は風に隠されている
声は名 ....
裏庭のトマトをもぐようにわたしはわたしになまえを
いくつもつける
(たとえばフランチェスカ、など)
そこにいるわたしテーブルのうえのわたし
わたしがすでにいないところにいるわたし
テーブルの ....
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