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朝、
雪が降っている
まっしろな空を見上げると
うそが
落ちてきたよ
つむじの風といっしょになって
転がって
そうして
通りゆく人びとのコートをかすめ
ふらっと
ぼくの背中を
貫 ....
幸せって何ですか?って
細木和子に聞いた時点で
お前の幸せTHE END

夢見てんじゃないよ
なんなら空でも飛びますか?
イヤならがんばれ
もっとがんばれ

あと朝飯はちゃんと食え ....
夢の重さは儚く溶け出し
小さな海を造る
その小さな海で泳ぐ僕は
熱帯魚にはなれ無いから
空ばかりを見ていた
空は明るく
ゆっくりと雲が泳ぐ

僕はいっそうの事
この海になって仕舞いた ....
あたしの体は商品です

なんて
陳腐なことは申しません

シケモクはまずいのです

でも
あの感触は あたしを大人にしてくれるようです


あたしに覆いかぶさる男の人は
いつも ....
風に騙されないブランコ
煩いイルミネーション

急に君から降ってきた棘を
交わす余裕も無く
ただ浴びた私

寒さに震えていた体は
だんだん
君の体温に震えはじめる


頑なに揺 ....
{引用=





聞きたい声を
花束のさやぎに求め
逢いたい影を
揺れる水面にさがしても


白磁の花瓶は
花を傾けながら落ちていく
闇の波紋が広がって
あの輝きに罅( ....
プロレタリアは

自分が

籠の中に入っていることに

きがつかない

出たいとはおもわない

餌はふってくるもの

水はながれてくるもの

かわいそうな

プロレタリ ....
覚えているでしょうか
始まりはとても深い海の底
それよりも少しだけ明るい窓辺の椅子
の上に、小さい体を完璧な球体に近づけようとして
息を止めていた、午後の

そこでは、君と出会った

 ....
夜が来れば朝が来なければいいと思う
朝が来れば夜の闇が怖いと思う

人生なんか
笑えるほど身勝手なないものねだりで
そのねだり方が
また醜くて目も当てられやしない

綺麗なものが欲しい ....
貧乏な詩人が
遊びもせず
家に帰り
詩をしたためる

酒も飲まずに
女もいない
ただひたすら
仕事をする

疲れきった体に
レバニラ定食を
与える。
何の為に生きているのだろ ....
空の君
風の向う
夢の中
とおく
背肌をすべる
うわついた言葉
嘘は左から
右へと逃げて行く


空の君
風の彼方
浅い夢
かすかに 苦しく
内に 内に
とどまるな
きら きら と
光 ゆらいで
また
{ルビ水面=みなも} みあげて
まぁるく きらきら と
ゆらゆら と
たゆたう
かみさま


できれば


いま

だきしめてほしいです




それができないのなら

ころしてください






おそらく有限であろう未知をたべること ....
擦ったら君が出てきてくれないかな
コーヒーの入ったただのグラスに
奇跡が起こることを ひたすら

ペンが進まなくて 紙は白いまま

今日は目も合わなかったね
顔をそらしてたのは僕だけど
 ....
あのね。
ときどきね。
なりたいと想うのさ、
ふにゃらくにゃに。

そしたらさ、
やわらかくなって、
ゆるくなれそうなね。
そんな感じがするのさ。

 ....
焦げた胡椒が口の中ではじける
味が悲鳴にならなければいい

僕は想像するよ

ひび割れた指先
産毛を撫でるハサミ
頭頂部が気になる父親

その全てが 君の物になることを

君の中 ....
誰も知らない顔をして
通り過ぎていく君の強さ

夏の制服の薄いシャツから伝わる
淡い匂い 淡い声 淡い想い

すべてが溶け込んだような
プールの塩素の匂い

もう過ぎてしまった七夕は ....
どうしてだろうか
こんなにも居心地が悪いのは

君にも僕にも
ここじゃない
どこでもない
もっと違う場所があるはずだ

そう思いながら
ずっとずっとうずくまってる

うずくまりな ....
一歩前に踏み出した足
 一歩後ろに下がる地面

たぷんと揺れる水
 とぽんと跳ねる金魚

ほらご覧と覗き込む僕
 あら綺麗と覗き込む君

うつむくしかなくて
 うつむくしかなくて
 ....
精神科に通い続けて一年半ば
毎月高い薬を得て生きている

入院を勧める医者
入院を拒む僕
それが病気の一種

境界性人格障害を抱えている

関わりを持つ人を傷付けて舐めて癒す
写り ....
今日は楽しかったね

そういって振り返ると

君は改札の外

静かに手をふって

さようなら
のばすほどに
ゆわえられた 微々

遠ざけて
きつく 咎めた
まつげ

のせられて
こぼれ 破れ

仕返しに なれない

切る たびに
つつみ くるまれる 微々
私がどれだけあなたを憎んでも、
すべてを閉ざしたあなたには
何もかも 拒まれるだけで。
それは酷く不快な、
死 よりも悲しい、灼熱のうつつ。
それは、

それは 果たして、
きみを見ているだけで幸せになれる僕は
なんて幸せ者なんだろう

きみと同じ時間を生きている僕は
なんて幸せ者なんだろう

きみと同じ場所にいられる僕は
なんて幸せ者なんだろう  ....
いのちは
ことばのかこい
かこわれていない
どこかひろいところを
ゆめみている

こころも
ことばのかこい
なにもかも
ちいさく ちぎりわけて
ぜんぶかこうことを
ゆめみている
 ....
わざとらしい
会話なら捨てて

いっそ言葉は
剥ぎ取って

伝わらないのを
当たり前とするなら

解り合ってる
二人だよ

どちらかといえば
暑い影の中で佇む夕日

どこかへ行けば
きっと遠いものが近くなる

見えるものなど何もない
時と想いは近づけるもの

流されるような心も
スピーカーのように
キリ ....
スイッチひとつ
切れない
切らない?
眠れない

孤独のひとつ
抱けない
抱かない?
寂しくて

パジャマのボタン
かけちがえたまま
ヨルの浅瀬で
上手に溺れて
湖に子供
静かに波打っている
湖に子供
もう
息をしていないのだろうか
塩水ではない水に
もうすぐ浸される
からだは大きくて
頬はまだ
赤い
もう息をしていないのだろうか
だれが ....
子供のころは簡単だった
青いクレヨンで雲のかたちをくりぬけば
それが空だと言えたけど


いま僕が描こうとしてる
この空には青が足りない


たくさんのことを知ると
たくさんのこと ....
AKiHiCoさんの自由詩おすすめリスト(190)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
うそつき- iloha自由詩7*06-12-30
幸せ- coco'ira自由詩7*06-12-28
僕は遠くの空を見ていた- プル式自由詩5*06-12-27
あたしの体は- ごまたれ自由詩13*06-12-27
メリークリスマス- Keico自由詩4*06-12-26
夜が揺れて- まどろむ ...自由詩12*06-12-1
プロレタリア- 水平線自由詩4*06-11-9
群生- 霜天自由詩1306-10-29
繰り返す- ごまたれ自由詩106-10-24
無名な詩人- ペポパン ...自由詩5*06-10-21
空のきみ- 松嶋慶子自由詩506-10-17
あ_く_あ_。- 李伍 翔自由詩206-10-15
alpha_102号室〜かみさまへ〜- コトリ自由詩3*06-9-19
擦ったグラス- 哀音自由詩4*06-9-4
「_ふにゃらくにゃ。_」- PULL.自由詩3*06-9-1
平凡な宝物- 穂-sui-自由詩306-7-9
追いつけないよ。- プル式自由詩15*06-6-30
六色の虹- 436自由詩3*06-6-23
金魚- プル式自由詩6*06-6-15
唐突に見上げた月は綺麗- 海月自由詩4*06-6-5
改札- プル式自由詩8*06-6-2
- 砂木自由詩8*06-2-22
果たしてそれは憎しみなのか。- むくげ自由詩306-2-12
happy- 自由詩106-2-2
かこい- こむ自由詩3*06-2-2
ミュート- やから自由詩2*06-1-23
歯車としての誇り- はらだよ ...自由詩1*06-1-11
ヨルノオトナ- yaka自由詩2*05-11-27
BOY- 大小島自由詩2*05-9-28
この空には青が足りない- ベンジャ ...自由詩17*05-9-24

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