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いみなんてずっと前からのこってない「かくこと」だけがここにあるだけ

転がって火のつく指に背に頬になんどもつめたい口づけをする

七七の拍子で揺れる夢だから 五七五はきみにあげるね

 ....
星の名を知らないままで抱き合った
覚悟もないのに 恋をしたから
よろこびをうすっぺらいその胸に抱き
悲しみに痩せた背中を預ける
こもれびのなかであなたが笑うとき
世界はいつも正しくなった
わたしの気持が愛に近づくごとに
あなたの精神がつめたく枯れていきます
でもそれはとめどない欲求で
近づきはするけれども
決して愛にはならなかった

つめたい土に眠っている
こごえ ....
目をあけるとそこは世界で
夏は夕方のにおいがする
もうぜんぜんどこにも行けない、と思うので
玉子を買っておうちに帰る
甘やかな風を嗅いでる午後の庭
きっとあなたを失うけれど
あなたを好きでいることは
光のなかにおちるくらやみを
しずかに見つめることでした

あふれ出そうな言葉が
皮膚のうらでさかむけに流れ

光にのまれるのか
くらやみがのみ込むのか ....
わーい春のさかさま
黄色い花を摘む
卵を買いに行って
転んで帰ってくる

いつかまたここに来ようねって
言ったそばから消えて行った
ちいさく、ずるい人たち

どんな歌も届かないよ ....
あなたのかわいい
おくれがちな相槌
寒すぎて ちょっと笑ったよね
愛してたけど
愛じゃなくてもべつによかった

隣りあう洗濯物
使いふるされた工具
石ころ
乾いたスポンジ
 ....
こしごえさんのはるなさんおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ピザだ今日は- はるな短歌424-9-4
星の名- はるな短歌124-8-20
背中を預ける- はるな短歌124-8-20
こもれび- はるな短歌224-7-24
たね- はるな自由詩324-6-16
玉子を買っておうちに帰る- はるな自由詩224-6-14
- はるな短歌124-6-7
逆流- はるな自由詩524-4-26
さかさま- はるな自由詩524-3-26
洗濯物- はるな自由詩1122-2-15

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