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「プロローグ・夏」
風が吹く渚できみと見たものは プロローグ「夏」シャインドリーム
楽園と示す標は傾いて君へとむかう(アイタイキモチ)
駆け抜けろ渚通りは ....
まぼろしか白夜の夢に君を抱く 鼓動ひととき重なりて、泣く
時を打つ鐘の音色も{ルビ夜=よ}の色も白くまどろみ繰り返す「恋」
白夜なら大地もぬくもり忘れずにいるから今宵は許しあお ....
南風に乗って、夏が
駆け込んできた
いつだったか あなたは
疑いなく寄せるそれを
レモンの光、と呼んで
指先で掬い上げて口付けをした
透明な時軸につかまって、僕は
ひとま ....
春夏の夢にかけたる浮橋の
途絶えに月をながめくらさる
五月雨にみかさ増したる川の瀬に
月は流れでみづ音ぞ澄む
ひさかたの光をかへすはちす葉の
浮けるみなもに波たつる風
....
一
日々を連写して
間違い探しをする
遠浅の青に
いつもの魚が溺れている
鱗がまた一枚なくなったこと
それを除けば
昨日と今日の境界線はゆるい
魚は、な ....
薄色の文引き結ぶ梅が枝に
あはれこよひも花の咲くらむ
花に積むはかなき雪の消えしとき
心づくしの香ぞ立ちにける
東風吹かば北野にかへる白梅の
ごとにかなしきひとよ ....
見知らねど行き着く場所はここにある
夢見て君を連れた北国
いつのまにか眠った僕の携帯に
隣の君から夕陽の小樽
真綿色の雪があまたの恋に染み
冷たい北の印 ....
なんということ
こんなにもきれいな
瞳をしているのに
のに
祖母は私の瞼に触れて
また少しちいさく
かすれてゆくかのように
そう言ったんだ
薄い皮膚で感じた
あなたの ....
ほら
雪って、生きているのよ
空からここまで辿ってきた足跡が
真っ直ぐじゃない
一粒ずつみてごらん
そうしたら、ね
小さな顔がある
あ、いま 目線が合った
雪はそのむかし 薄紅 ....
一 琴引浜
さくら貝は、はかないという言葉がお好き
はかないという枕詞がつくものには
とりあえず歌ってみる
それらはかつては量産されたものだが
貝は、そんな厄介なものは持ち合 ....
さざなみが月を潤ませて
消してゆく二人の名前
ゆうなぎは心の糸まで
もつらせて切ってゆくのか
灯台も暮れ馴ずめば影にまみれ
境をなくす浜辺と海
こわれた砂の城に波が
さよならを塗 ....
こしごえさんのRin Kさんおすすめリスト
(11)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
■共同作品■楽園で抱いた星の名は・
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Rin K
短歌
21*
07-7-18
白夜
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Rin K
短歌
22*
07-5-24
炭酸レモン
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Rin K
自由詩
43*
07-5-12
さつき待つ___________■古語の宴参加作品■
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Rin K
短歌
20*
07-5-2
輪廻
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Rin K
自由詩
32*
07-3-19
_こいぶみ___________■_古語の宴__参加作品■_
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Rin K
短歌
16*
07-2-21
北国にて
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Rin K
短歌
18*
07-1-13
なみだのつぼみ
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Rin K
自由詩
34*
06-12-17
はつ雪の、舞う
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Rin K
自由詩
32*
06-12-6
うたまくらの浜
-
Rin K
自由詩
28*
06-10-18
ブラックサンド・ビーチ
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Rin K
自由詩
34+*
06-7-5
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