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花を
花を摘みます
何度経ても
懐かしいと思う
春先
まだ小雪がちらつく
今
柔らかい
萌黄をすり潰した指先を
ほんの少しだけ
口に入れ
ほろ苦い
顔を
思い出しまし ....
夕暮れが早くなりましたね
ええ、いつもと同じ帰り道
相変わらず同じ電車に乗ってます
夏はあっという間にすぎて行ったようですが
そんなの別に珍しいことではなく
まったくもっていつものことで ....
埋まらない心を鉛にする
傷口を君が優しく舐めて
そしてまた固まっていく
重い体はどうしたらいい
吐く息さえも固形であり
時に喉の奥で詰まってる
私が永遠に羊を数えて ....
わたしをのがしてください
なつのよはあつくて
そのままわたしをとろかしてしまいます
わたしをのがしてください
ならないけいたいをさしこんで
せめてみたしたいからだのいちぶ
あなたは ....