すべてのおすすめ
まっしろな空をみつめていたら
わたしを見知らぬ世界へすいこむ
入り口がみつかる気がした
髪飾り 首飾り 耳飾り
指輪にマニキュア ブレスレット
アンクレットにトウリング
長い茶髪を ....
わたし、ほんとうはせみが大嫌いなのに
せみを見つけるのが
とてもじょうずで
命あるものみなとうとい
なんて嘘
目にみえるものすべていとしい
なんて、嘘
わたしはせみが嫌いで
で ....
灼熱の夏のうらがわで
たいようがかなしげにゆれているのを
みのがすひとにはなりたくなかった
カラフルなひよこがちいちいと泣く
こどもがそれを買ってとねだる
ゆかたのわたしはそれをみて
....
あのころ
まちの高台からみえる風景が
わたしの世界のすべてだった
背がすこしのびて
世界はどんどんひろくなり
わたしはどんどんちいさくなった
くるしいことも知った
かなし ....
泣きそうになったこととか
そのおもいとか
もらったことばとか
なんだか忘れたくないいろいろなものが
あふれだしていくのがむしょうにさみしくて
消えてしまいそうな感動を
すこしでもあたし ....
ひがしのそらに 夕焼けをみた
まぼろしだよ、と
ひとは笑う
からんと音をたてて
百円玉が落ちた
ころころところがって
排水溝に飛び込んだ
現実と、そうでないもの
境界は気付いた ....
ちりん、ちりりん
らん、らららん
まつりの夜をゆくひとは
みなしあわせの匂いがする
たとえばあの日
道のむこうにみた彼のせなか
風鈴の音に溶けゆくように
ふわり消えてしまった
....
かなしみもしあわせも似たようなもんだ
こころって難しいもんだ
バイトの連絡がはいった
面倒だけどはいといわなきゃならない
ミニスカートも好きじゃない
それでも渡されたら足を通すしかない
....
かぼそい声で呼ばれた気がして
ふとたちどまった夕暮れの小道で
蜘蛛の巣の罠にはまった羽虫が食べられていた
逃げ惑う
追い詰める
私は向き直りあるきはじめる
家に帰って牛と野 ....
懐かしむおもいは空を仰ぐのに似ていて
「どうしようもないこと」の
「どうしようもなさ」の強力さにへこたれる。
ゆるすことも抱きしめることもあの子にはとっても簡単なのに
あたしにとってはひど ....
手をのばしかけてやめた
あの日の、すこし歪んだ夕方を
ねんどをこねるようにまるめて
食べた
ひといきで飲みこんだ
だってどうにか、前にすすまないといけない
わたしは何に悩んで
わたし ....
しろとくろ
きみが名づけたイタミはそれだ
不安になったらこれを読めばいい
痛くなくなるおまじない
しあわせにしたい、なんてごうまんだ
人は他人がおもうより
ずっとつよいいきものだ
そ ....
道端の親切にありがとうを言うおばあちゃん
電車のなか転職雑誌を広げて居眠りをするおじさん
パパの腕の中幸せそうにねむる赤ん坊
雑踏の中 たちどまるわたし
たすけてといえない教室
....
こしごえさんの八月のさかなさんおすすめリスト
(13)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
明け方
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八月のさ ...
自由詩
3
06-1-4
せみが嫌い
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八月のさ ...
自由詩
11
05-8-4
しゃくねつのなつのうらがわで
-
八月のさ ...
自由詩
10
05-8-3
世界はひろくなったけど
-
八月のさ ...
自由詩
9
05-7-26
きおく
-
八月のさ ...
自由詩
10
05-7-21
夕焼け
-
八月のさ ...
自由詩
8
05-7-16
まつりのよる
-
八月のさ ...
自由詩
5
05-7-15
ねえ、もうつかれた
-
八月のさ ...
自由詩
8
05-7-9
ハンバーグのよるごはん
-
八月のさ ...
自由詩
4
05-7-8
道をゆく
-
八月のさ ...
自由詩
2
05-7-6
おもいでは、いつも、きれいだけど
-
八月のさ ...
自由詩
9
05-7-6
ごうまん
-
八月のさ ...
自由詩
7
05-7-4
みちばたで
-
八月のさ ...
自由詩
4
05-7-2
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