すべてのおすすめ
やさしいひとが
笑えない世の中で
山河に吠えている

一体何と戦っているんだ


それでも
もっとやさしいひとが
壊れた土手を
直している






{引用=「即興 ....
出だしのことばにつまったままの僕に
アルフレッドの声が聞こえてきた


     日常を越えられない世界で
     はいずり廻る者達のための
     優しい歌が好き
     この世 ....
窮屈そうな
言葉たちをほどいて
その向こうの空を見る

いつかのため息もほどいて
その向こうの青空を見る




さよならさえも言えない
あの人は
何と戦っていると言うんだろう ....
  

今日 

雪 

降って 

消えた




ことばは

とんと

降って 

こない







今日 雪 降って 消えました

 ....
向こうのひと
と思っていた
向こうの世界だと
思っていた
よくわからないまま
手を振った
まだ会ってもいないのに
さよなら
    って


銀河鉄道の話を聞きながら
僕は ....
風呂からあがって
アイスを取り出し
座り込んで一口と
したとき
ふと
思い出した
この
ふと
っていうのは便利な言葉で
きっとどっかにとっかかりはあって
それは
忘れたつもりでい ....
 

お釈迦様でもないけれど
虫一匹殺すつもりもないのだ
けれど
今度死ぬときゃ
栗の入った羊羹の裏だといいね
こんな軍靴の裏でなく


  
{引用=fromAB}
新聞社主催の文学賞に
ひとつの詩を送ってみた
いわゆる大御所さんの目にふれるとこまで
は選考に残ったのだが
評には
「命を削った言葉をぶつけてください」
というコメント

とっくに
 ....
  
文部省(ぼくらの頃は)が認めた国語の教科書に「こころ」がのってて、それから「人間失格」もありましたね。どちらも素晴らしい(後に全編読んで面白かった)けど、何を学べば良かったのかな? 国 ....
そうこうしているうちに
衣をとられてしまって
騙されているほうがよかった
と中川から帰っていった



{引用=fromAB}
雪が溶けるように
君のなかから消えてしまう

それは僕の意志でもなく


らいららい



誰かの春待つ鼻歌にも溶けて
 


{引用=fromAB
  

息吸って
吐く合間に
みっつのお願いをして
それから
境内出るまで
振り向いちゃだめ
走っちゃだめ
立ち止まっちゃだめ
声出しちゃだめ
お願いごと思い出しちゃだめ
息吸 ....
 

はるかあとおくうのお かぜのおむこおにい
きてきいのおおとのお

ちり〜ん



ゆうおじさんのリヤカーが通り過ぎる

ゆうおじさんのリヤカーには
ぽるしぇ
と書いて ....
試験管の中に
夕陽を詰めてみたりしている

幸せなときほど
言葉少なになって

おじいさん

人はみんな子供だったはず
だよね 

聞こえなくてもいいけど
僕もそこまでたど ....
  

県道沿いの金網ってのは
子供の足にはぴったりで
あまりにも登りやすく

ほら
足をかけてごらん
もう一歩登ってごらん
そう
そこから
思いきって
またいでごらん
それ ....
君のいなくなった十月がやってくる
と思い出したその日に
決まって雨が降ったり
風が吹いたりするわけではない
ましてや
今日もまだじっとりするような
暑さの残る日に
君の住む町も同じよ ....
そこから先には進めないときがある
そのたびに思い出す風景があって
背中の方から温もりを感じながらも
とても不安そうな少年の瞳に

問いかけられた言葉

飲み込めないまま
風にも ....
言葉は心を越えられないこと

知っているのに

心が言葉を越えられないと

うつむいてみる


それが

林檎のように沈んでゆく




  
かんぬしまちの
おさななじみだったおねえちゃん
がみこさんになったとき
ぼくのこころは
ふ ってはずれて
べっくうさんやのほうに
ぷかり ぷかり
とんでった


  きれいだったん ....
カラカラリン

  と卒園式


はじめてのさよならは

  カルピスの味




{引用=fromAB}
とうどうせいらさんのAB(なかほど)さんおすすめリスト(20)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
美しかった国- AB(な ...自由詩507-9-18
フラグメンツ・昨夜の歌- AB(な ...自由詩407-9-13
回折格子- AB(な ...自由詩607-9-11
格子- AB(な ...自由詩1007-2-16
窓からみる- AB(な ...自由詩7+*07-1-20
別腹_3_(アイス)- AB(な ...自由詩7*06-11-28
羊羹の裏- AB(な ...未詩・独白306-9-10
ブラックジョーク/ホワイトノイズ- AB(な ...未詩・独白906-8-1
その先生のことは案外、嫌いじゃなかった- AB(な ...散文(批評 ...11+*06-4-20
アーガイルなクロコダイルは衣替え希望- AB(な ...未詩・独白606-3-21
白の終わり- AB(な ...自由詩506-2-8
息を止めて- AB(な ...自由詩506-2-8
連音/夜を歩く- AB(な ...自由詩606-1-18
しらやまさんのこと(7)- AB(な ...自由詩905-12-8
空とフェンス- AB(な ...未詩・独白105-9-21
草とフェンス- AB(な ...未詩・独白605-9-19
しらやまさんのこと(2)- AB(な ...自由詩1205-6-2
頬杖- AB(な ...未詩・独白705-5-29
しらやまさんのこと(1)- AB(な ...未詩・独白705-5-21
水玉記念日- AB(な ...自由詩205-3-26

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する