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虚ろな瞳をした、縫い包みの少女。力無
く、窓辺に凭れて。部屋のドアを開いて
入って来た少年は両手にかかえ、胸の蓋
を開いた暗闇の燭台に、マッチの灯をと
もしてそっと、窓辺に戻す。

窓外に ....
今迄のオイラは 
少々の向かい風が吹けば 
へこたれて 

縮んだままになっちまう 
ひ弱な{ルビ御玉杓子=おたまじゃくし}なのであった 

物語の続く台本を、いつも
何処かに投げ捨て ....
すべてに嘘をついていると 
思ってしまうような 
意気地なしの日がある 

そんな日はいっそのこと 
大事な人にも
くるりと背を向けて 

誰にも見つかることのない 
秘密の場所のド ....
故郷の坂道を曲がりくねって下る途中で 
あの日の野球少年達が歓声を上げていた 
懐かしい公園が、見えて来る。 

場所取りで他校の生徒と 
取っ組みあいの喧嘩になった 
乱闘事件を思い出す ....
豊嶋祐匠さんの服部 剛さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜明け- 服部 剛自由詩210-2-20
ど根性蛙の詩_- 服部 剛自由詩309-11-27
ほんとうの声- 服部 剛自由詩209-11-25
地球という、夢_- 服部 剛自由詩109-9-22

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