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「僕等は詩についてどこまでも語りうる。それは生と形式の問題であって、
どのようにも論ずることが可能である。」
「詩について考えることは、とりも直さず僕達の精神とを結びつけ ....
詩は、時代を映す鏡であり、また、たえず時代を告発し、批判するものだ、
ということが、古くからいわれています。時代とは諸社会の歴史を織り成す
一層であり、詩人の<存在と作品と>を、この側面からみつ ....
詩をめぐる、ないしは、詩についての雑文をかいてみようと、急に思い当たった。
それが何になるのかは判らないのだが、誰かに解って欲しいという欲求があるから
だろう。詩とは言葉のあらゆる意味において孤 ....
函 館
黎明の
挨拶が
きみの喉から
洩れる、
と、
わたしのことばは
意味をうしなって
ぬれそぼった
草を
いたわることも
できない
窓からのぞめる
ふかい ....
潮風にのって白髪が
飛散するのを
じっと
唇をかみ締めて
耐えていた、
(藤壺を舐める舌の痺れ)
....