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あなたの方で風が吹いている
わたしはわたしで知らないことばかり捜している
秋がそこらじゅうで溶けはじめるとき
空き瓶には夕くれが満たされるとき

幾つもの詩を繋げるようにして
わたしはあな ....
夏のことをよく知っている人がいて
その人は
例えば緑の葉っぱを重ねたような人で
ときどき
鮮やかな花を咲かせていたりする

ただ画家がその人の絵を
描こうとするとき
その人は
たちま ....
ぼくは歌わなければならない
風をひとつ折って その先で
記憶する 読むことのできない詩集の中で

ぼくは歌わなければならない
花と恐竜の足跡を辿れば
やがてぼくらは海の波のひとつであること ....
遠くなっていきますものが
小さなものと大きなもので
知らないものがたくさんできて
そうして見知らぬひとになってゆくのでした

ありがとうがとても透きとおって
私の前で響いているのでした
 ....
朝は静かに浮上してゆくのでした
三葉虫の化石に太陽が反射したとき
そっと手を触れるときは胸が痛くなるのです
痛いところにわたしがいっぱい死んでいる

朝を埋葬していく
繰り返しわたしの中に ....
ムーミン谷の舞台になっているのは、森と湖の国フィンランドである。首都はヘルシンキ。国土の7割が森で占められ、約18万個の湖がある。国土面積は日本の北海道と本州、四国を合わせたくらいで、遙か北に位置する .... 「トロール」とは北欧の童話に登場する精霊のことらしい。フィンランドでも伝説的な存在で、人間を驚かせたりだましたりする、ちょっとやっかいなやつ的感じの妖精で、ムーミンもこの精霊の一種ということだ。ただ、 ....
ベンジャミンさんのtonpekepさんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
約束- tonpekep自由詩27*05-9-27
夏男- tonpekep自由詩21*05-7-5
夏の日(III)- tonpekep自由詩9*05-6-7
五月は終わり- tonpekep自由詩11*05-5-28
14行の朝- tonpekep自由詩4*05-5-17
ムーミンについて(その三)- tonpekep散文(批評 ...4*05-3-8
ムーミンについて(その二)- tonpekep散文(批評 ...4*05-3-8

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