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教室に飽和した言葉
(誰かを汚すために 鋭利な刃を吐く)
「静かにしなさい!」
震えているのは
教室の空気/私の肩
意味がないのは分かっているのに
それでも抵抗するのは虚しいと思っ ....
湖に溺れている豚
必死な形相
肺にあふれる涙
私は歩けないから祈った
永遠に沈黙が続くなら
壁に骨をぶつけ
音楽を差し上げます
青空を
深々と突き刺すスズメバチの群れ
赤く腫 ....
机に沈み込んだ横顔
蛍光灯の光が彼女の髪を濡らす
黒板という舞台
踊り手
ほとんど白・大事な赤・時々青・見えない緑
語り手
怠惰な単語・疲労感を滲ませ・叱るのは簡単だ
....
春に連行されます
籠から逸れた、いき方
春に連行されます
たおやかな影を纏い
籠から逸れた私を春は見逃さない
永遠、それは感覚を捨てること
研ぎ澄まされた、生きた感覚で《私》を放棄すること ....
先生にひろってもらった消しゴムを
当然と思った私が嫌い
神様はいないよと言ったおじいちゃん
そんな貴方も仏になった
見られるとバカみたいに赤くなる
恥ずかしがるなよ君は美味しい
....
終わりのない貴方の肌を必死に捕まえようと
夜が明けてしまう前に 癒されない 私は
時間は無垢である そして残酷だ
ここは砂漠 灼熱/酷寒
過ぎていく焦燥の中で私は何を掴み取り何を遺棄したのか ....
たちばなまことさんの桐谷隼斗さんおすすめリスト
(6)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
授業
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桐谷隼斗
自由詩
3
10-6-18
痛みの歴史
-
桐谷隼斗
自由詩
4
10-6-8
教室
-
桐谷隼斗
自由詩
1
10-5-26
フリースロー
-
桐谷隼斗
自由詩
3
10-5-23
蟻地獄に指輪は捨てました
-
桐谷隼斗
短歌
4
10-5-20
叶わない願い
-
桐谷隼斗
自由詩
1
10-3-27
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