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朝、
スマホに
目玉焼きを
載せ、
すりおろした
人参みたいな気持ちを
他人事の
引き攣った笑いで
軽くはじく

寝癖のついた宇宙服を脱ぎ、
縞々の制服から
パジャマに着替える ....
名前のない
ゆらめく魂が

夜の端で
少しだけ、
寝返りを打つ

遠くで
赤い灯がまわる

火元はもう、
地図と一緒に燃えたのに
残酷な温もりだけが、
まだ配られている

 ....
日本社会において、政治と国民のあいだに宗教的価値観や組織が介在しているように見える場面は少なくない。この指摘は、特定の宗教や信者個人を非難するためのものではなく、社会的問題がどのように処理され、どの段 .... 第一章 潮流が運んだ文明の種子:縄文からシュメールへの航跡
日本史の通説において、縄文時代という数万年に及ぶ悠久の時間は、豊かな森の恵みに依存した定着的で静かな狩猟採集社会として語られるのが常でした ....
転がしながら、
口のなかで潰れた名前を
ことばとしてならべる
 
牙が欠けるほど
名前をぶつけたあと
世界は聞かなかったふりをする
その沈黙へ
推奨されないことばを置く
 
水を吸 ....
◆詩誌の役割はどこへ向かうのか

詩誌は、もはや新作を発表するための場所ではない。
少なくとも、その役割に固執し続けるかぎり、現在の言語環境において詩誌は周縁化していく。

作品の生成と反応 ....
枯れた枝をゆする風が 
夢を失くした鉛色の砂を運ぶ
砂は吹き溜まりに積もり
赤いガラスの粒が、 
虫の死骸や 
いつかの木の実、 
藁、
埃や毛玉とともに絡まる 

やがて畦道を転が ....
 近年、日本の現代詩は「衰退した」「読まれなくなった」と繰り返し語られてきた。しかし本稿は、この通念に異議を唱える立場を取る。問題は詩的言語そのものの力の消失ではなく、詩が機能する社会的・制度的な場の .... 三丁目二番六号付近の路上に林檎を置いた
いつか君と出会うための魔術だ

御堂筋を渡る、四丁目のあちこちに足跡を残す

南船場四丁目をさらに巡回する

反復は呪われた想いだ
破れた地図の ....
日本は長く「豊かだった時代は終わった国」と語られてきた。だが、この物語は事実の全体像を示してはいない。視点を少し変えて数字を見るだけで、別の風景が現れる。

日本の個人金融資産は約2200兆円に達 ....
現代日本の専門詩誌における「難解さ」の制度的生成

――ブルデュー的フィールド論、エニックの制度的承認理論、新制度派同型化に基づく分析


序論

現代日本の詩誌・短歌誌はしばしば「難解 ....
粗末な哀しみを夜に浸し、
柔らかくなった端くれを口へ運ぶ

牛脂の付着した鍋に、
豆と小麦粉、
岩塩を加えてシチューを作った

焚き火に、美しい魔女が裸で踊っていた

火のそばが母の ....
ぬけられます
 と、
白い戒律の剥がれた板に
赤錆びた日本語が
合法を装ってしがみついている
 
飢えと寒さのために、
大勢の煌めくことばが死んだ
ただ夢を叶えるために、
「嘘だ」
 ....
ことばが灰になる
皮膚を焼くのと同じ匂いで、
私の祝詞は、
毎月、かすかな煙をあげて消失する

――わたしたちは
プーチン大統領に起因する不条理に反対する、
 と
白紙の地図を焦がしな ....
青く発光する塊が、
美しい水で鎮められる

影のない真昼、 
明るい夢の瓦礫から 
神々の失敗のかけらを拾う 
穢れた土を、 
いくども水で洗い流す 
その水がふたたび海へ還る

 ....
任侠とロマンは、
彼らの得意分野だった
つまり人買い、
産地偽装、
海と陸の物流、
そして廃棄物の処理など

コンテナの積み上がる港から、
数多の流通店舗まで
関わる人と物流、
リ ....
 入り江にて

 大阪から車を走らせ、片道三時間。途中のサービスエリアでスマホを確認すると、通知に追われる日常がそこにあった。
 やがて夜が明け、寂れた港町を抜けると、道は雑木林と露出した山肌に ....
田中宏輔2さんのatsuchan69さんおすすめリスト(17)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
遥か彼方- atsuchan69自由詩11*26-2-1
透明な残火- atsuchan69自由詩17*26-1-27
宗教的言説と「媒介」の構造について- atsuchan69散文(批評 ...8*26-1-25
生成_AI_が夢想した縄文とシュメール:海の民の伝承- atsuchan69散文(批評 ...10*26-1-11
水色の花- atsuchan69自由詩20+*26-1-1
詩が逃げていったあとに残るもの――詩誌の役割について- atsuchan69散文(批評 ...13*25-12-28
つち色のうた- atsuchan69自由詩15*25-12-27
詩は衰退したのではなく、移動した――日本詩歌ジャンルの制度と ...- atsuchan69散文(批評 ...14+*25-12-26
恋する林檎- atsuchan69自由詩16*25-12-19
私たちは、いったい誰のために貧しいのか?_- atsuchan69散文(批評 ...7*25-12-13
現代日本の専門詩誌における「難解さ」の制度的生成- atsuchan69散文(批評 ...6*25-12-10
焚き火- atsuchan69自由詩17*25-12-10
ぬけられます- atsuchan69自由詩15*25-12-1
わたしたちの世界- atsuchan69自由詩20*25-11-20
呪われた宝石- atsuchan69自由詩17*25-11-1
レシートの亡霊- atsuchan69自由詩15*25-10-1
人妻温泉旅館- atsuchan69散文(批評 ...14*25-9-19

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